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アーリーリタイアとミニマルハウス(最小限の家)の相性はとても良い

アーリーリタイア後は3年ほど福岡県でUR(都市再生機構)住宅に住んでいましたが、昨年(2020年)、地元に戻るタイミングで約18坪(58m2)のミニマルハウス(最小限の家)を購入しました。
(関連過去エントリ↓)
「スペースも時間もお金も‟Room(余分)”が大切です」
「‟50歳の家造り”にはメリットがたくさん」
「ミニマルハウス(最小限の家)はコスト的にも良いことだらけ」
「賃貸→持家派に転向するので住居コストを比較してみた」

今月は初めての固定資産税(家屋分)の納付書が届き、さっそく支払いを行いました。金額は以下のとおり(↓)。

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課税標準額(資産価値):4,592,887円(購入年度より▲30%減価償却済み)
固定資産税:32,150円(0.7%※通常1.4%から新築後3年間50%減免)
都市計画税:4,500円(0.1%)
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家屋に係る税金合計:36,650円(年額)
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思ったより安くないですか?賃貸なら1か月分の家賃に満たない金額ですね。
ちなみに支払いはnanacoで行いました(リクルートカードで1.2%還元)。自治体では今後税金の支払いにQRコードの順次導入するそうで、来年はPayPayで払えそうです。
(過去エントリー↓)
「【R1年度確定申告・納税編】ベストな住民税支払い方法を考える」

基本的に自宅にかかるコストは年間でこれだけです(実家の敷地内に建てたので土地の固定資産税は現時点で負担無し)。当たり前ですが更新料も無く、(新築なので)修繕費もしばらくはかからないでしょう。

大きなポイントは、やはり平家1LDKのミニマルハウス(最小住宅)にしたことで、これが維持コストにも地味に効いています。

設計の段階では『やっぱり2階建て』とか、『念のためもう1部屋』とか、『寝室を1廻り大きく』など、かなり誘惑があったのですが、結局のところ、‟生活の為の最小限のスペース”にしたのが正解でした。

そもそも若い時と違って、頻繁に友人やお客さんを招待する機会は無いですし、モノと一緒で『いつか使うかも』とか、『念のために』といったスペースは一切不要です。実際そういう場面に出くわした時は、その為のスペース(ホテルや倉庫等)を借りたり、用意すれば良いのです。

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維持コスト以外にも個人的に感じる一戸建てのメリットを付け加えます。

これは結果論ですが、アーリーリタイアして田舎で一戸建て生活をしていると圧倒的に人との接触機会が少ないです。つまり潜在的なコロナ感染の危険性がぐっと下がります。隣の家には高齢の両親が住んでいるので、このタイミングで戸建てという決断をして本当に良かったです。
(過去エントリー→)「アーリーリタイアは最高の感染症対策です」

他にも庭に小さな畑があるので、ちょっとした畑仕事が出来るのも良いですね。いろいろと手がかかりますが、時間も潰れますし、コロナ禍でなかなかジムにも行けない中、体力・筋力維持にもなっています。

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そんなわけで、アーリーリタイアとミニマルハウス(最小限の家)、いろんな意味でとても相性が良いです!少なくても我が家の場合、賃貸を継続するよりずいぶんと快適に生活できています。

もし現在リタイア後の住処として小さな一戸建てを検討中の方がいれば、(ポジショントークを理解頂いた上で)ぜひお勧めしたいです。
むろん一時的なキャッシュの大幅目減りは覚悟しないといけませんが(苦笑)、それさえ許容できるなら、老後の住まいと感染症への不安がかなり解消されると思います。

(おわり)

注文住宅を造るにあたり、このシリーズはとても参考になりました(↓)。
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オールカントリーは‟選ぶ”ことを極力避けた臆病者の投資法

エルさんのエントリーより(↓)。

「全世界株式投資について物申す」 ~【L】米国株投資実践日記~ より

(引用開始)
‟果たして、そんなに分散は大事ですか?”
‟でも、期間が3年、5年、10年と長期になると、どれも米国株式に軍配が上がります。それも、少しの違いではありません。10年のパフォーマンス(年率)において、4%以上も差があると複利運用での差はとんでもない差となります。”
(引用終了)

非常によく分かります(苦笑)。目下絶好調の米国株投資家なら尚更そう思うでしょう。

まぁそうだろうなと思いつつ、一応自分でもざっと調べてみました(↓)。

以下は2008年6月に設定された全世界(オールカントリーETFVT(バンガード・トータルワールドストックETF)と、米国S&Pインデックスの代表的なETFであるSPY(ステートストリート・S&P500ETF)と比較したグラフです(※)。
※バンガード社のVOOは設定が2010年とやや遅い為、歴史の長いSPY(設定は1993年!)と比較。ちなみにSPYは私も長い間保有していました。
(過去エントリー↓)
「2020年のテーマは“Simplify”」
「株式ポートフォリオをVTライクにする」

VTvsSPY.jpg

(出典)Yahoo Finance US版

エルさんがおっしゃる通り、VT(青)に比べSPY(赤)、つまり米国株式の圧勝ですね。ざっくりと2倍以上のパフォーマンス差です。
更に年代をさかのぼり、且つ期間を切り取れば新興国が好調(すなわちVTが優勢)な時期もありましたが、過去20年程度を見れば米国株オンリーが大きくアウトパフォームしています。

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では、なぜあえて全米株式でなく全世界株式が人気なのか?私が考える理由は、

『全世界への分散が必ずしも優れているからではなく、(未来のキャピタルゲインという)不確実なものに対して、投資家の主体的な選択を極力排除した商品であるから。』

です。

結局一部のマニア投資家を除いて、資産運用をする大多数の人は自分自身が選択する行為を極力避けたいのだと思います。選ぶという行為には選んだ自分の責任がついて回りますからね。。。

そもそもオールカントリーだって、既に‟リスクがある投資商品に投資する”という最低限の選択はした訳で、、、それ以上の選択を強いるのは、投資のプライオリティが低い大多数の人にはなかなかに重荷です。

そして最終的にオールカントリーのパフォーマンスが多少悪かろうと、‟自分で選択しなかった”ので、ある程度は納得出来るのではないでしょうか。これが、一番のメリットです。

もう1つ付け加えるなら(毎度ですが)クレディビリティの無さですかね。アメリカに長く住んだならいざ知らず、いくらアップルやグーグルを始め、数多くのアメリカ企業のサービスを使っていても、実体験としてアメリカの成長を経験しないと、長期にわたって1国にベットする(賭ける)には大変勇気がいります。とくにこれから本格的に投資を始めようとする20・30代の若者なら尚更。
(過去エントリー→)「国際投資の判断にはクレディビリティが必要」

そういえば今日ちょうどこんなツィートが流れてきました(↓)。アメリカの凄さと危うさを端的に表現しています。
(アメリカに住んだことのある人なら判ると思いますが)この危うさが、一方的に悪い方に邁進したらと思うとぞっとします。


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むろん、アメリカは現時点で経済的に最も成功した国で、おそらく今後10年までならベストな選択肢であることに依存はありません。

しかしながら、(私を含む)臆病者の一般投資家が20年、30年といった長期スパンでの資産形成を考えるならば、米国一国への投資は少々リスキーと考え、‟選ぶことを放棄して全世界株式を選ぶ”のはある程度自然な流れだと思います。

以上 全米でなく全世界株式が好まれる理由の考察でした。

(おわり)

SNSによる情報偏向の解消にはオールドメディアがおすすめ

皆さんは経済・投資情報の収集にはどんなメディアをつかってますか?

多くの人はネットニュースやブログ、TwitterなどのSNS、YouTubeがまず頭に浮かぶと思います。特にSNSとYouTubeは本当にマニアックな情報まで網羅していて、(信頼性はさておき)本当に便利ですよね。

そんな時代に逆行して、実は最近私が見直しているのがオールドメディア、つまり新聞やテレビです。

特にアーリーリタイア後は新聞の良さを再認識しています
最近は週に1回、図書館に行って日経新聞など1週間分の新聞を読むのを習慣にしています。完全にリタイアおじさんですね(笑)

ネット上ではついつい同じような指向(嗜好)を持つブログやSNSアカウントをフォローしてしまうので、どんどん情報が偏ってしまうんですよね。
で、最終的に自分のタイムライン上のコンセンサスが一般的なものと勘違いしてしまい、リアルでたたまたその話題が上がると世間一般の認識とのギャップに驚いたりします(苦笑)。

一方で、新聞やTVなど旧来のプッシュ型メディアに少しでも触れると、SNSからの情報偏向を矯正できますし、また時々(自分の情報収集アンテナ範囲外の)ハッとするような有益な情報を得ることもあります。

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最近ではこんな例がありました。

いつものように図書館で日経新聞を読んでいると、ある企業の社長のインタビューが目にとまりました。その会社はスポットコンサルティングのマッチングサイトを運営する会社で、個人的に興味が沸いたので早速アカウント登録したところ、これまでに何件かお仕事を頂きました。
まぁ謝礼はお小遣い程度でしたけど、バリスタFIREの副業としてはぴったりです。今後、あらたな収入源として育ってくれると嬉しいです。
(過去エントリー↓)
「【2020年版】アーリーリタイア後の複数の収入源をリストアップする」
「生真面目な日本人は「バリスタFIRE」を目指すべき?」

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こういう(これまで全く関係なくても)未来の自分にとって実は有益な情報の入手には旧来のプッシュ型のオールドメディア、新聞やメディアに一日の長があると思います。

まぁ有益な情報の入手には、情報を提供する側のクオリティと受取側とのマッチングが重要ですが。その意味で投資家には日本経済新聞やワールドビジネスサテライト(テレビ東京)などは良いと思います。
また国際ニュースを広く浅く網羅するには、個人的に英字新聞のジャパンタイムス・アルファがお勧めです(↓)。英語の勉強にもなりますし一石二鳥ですよ。
(過去エントリー↓)
「英語教材としてThe Japan Times AlphaはUnder Estimateされている」

まとめると、ネット上、とくにSNSでの情報収集はかなり偏向してしまうので、それを解消する為に、またアンテナ外の有益な情報も入手する為、少なくても新聞を一部、TV番組を1つ以上視聴することをお勧めします。

(おわり)