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『人生100年時代』はマジックワード

少し前になりますが、とうとう「70歳定年制」のニュースが出て来ましたね(↓)。おおむね予想どおりです。

(参考リンク→「70歳までの雇用促進を政府議論、年金受給開始年齢の引き上げも=未来投資会議」~ロイターより)

背景には日本国内の労働力不足と社会保障費の財源不足があります。
今まさに議論されている「移民政策」も、これ(=労働力不足)に関連していますね。

ところで『人生100年時代』というバズワードがこんなにも流行したのは、おそらくはリンダ・グラットンの「ライフシフト」がきっかけだったと記憶していますが(↓)、政府としてはこのバズワードが注目されているうちに、一気に定年70歳とそれに伴う70歳からの年金支給開始を推し進めたいのでしょう。



『人生100年時代』というたった1つの言葉で、労働力不足解消と社会保障費削減を実現する。。。まさにマジックワード。最近では、ほとんど政府キャンペーンのスローガンのようになっています(笑)。

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ただしこの動き、個人的にはわりとポジティブにとらえています。

セミリタイアにあたって、そもそも年金支給開始は70歳から、更に減額支給と見込んでましたし、何より、何でもかんでも先送りの悪しき習慣がまかりとおるこの国で、頭の良い官僚達が(?)やるべきことはちゃんとやってる証です。

まぁ実際には世論の反対もあるので、、当初は「70歳まで繰り下げ可能」からはじめて、そのうち「70歳から原則支給開始」になるのでしょう。40代後半の私は微妙なところですが、だいたい制度の浸透に10年くらいかかることを考慮すれば、残念ながら「70歳から原則支給開始」と考えるべきでしょうね。

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では(70歳定年制に限らず)このような社会の動きに対して、個人で出来ることは何でしょう?次の2つのステップが考えられます。

1.現状を把握して、早い段階で予測を立てる。
(→この場合、年金支給開始は70歳からになるだろう、と早い段階で予測)

2.その未来の予測に対して必要なアクションを取る。
(→70歳定年を念頭にキャリアプランを練る。生涯同じ会社に勤めるのは全く現実的でないので、40代~セカンドキャリアを考える、FIREに移行する、等々)

(参考過去エントリー→「FIRE (Financial Independence, Retire Early) を志向する若者は世界共通」

もちろん未来のことなので不確定要素が大きいです。予想が外れることも多々ありますし、「運」に左右されることもあるでしょう。
でもどうせなら、今現在正しいと思われる出来るだけ客観的な予想をベースに、自分が正しいと思うアクションをどんどんとって行くべきです。

(参考過去エントリー→「運(Luck)をきっちりつかむ」

一番ダメなのは、「評論家になって何もやらないこと」だと思っています(まぁ何もやらないという決断が成功だったとうこともまれにありますが)。

自分で腑に落ちてこうやろうと決めたのなら、たとえ上手くいかなくても納得できると思いませんか?

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気のせいか世の中を見渡して見ると、あまりにも「自分で考えて、決めて、実践する人」が少ないように感じます。
セミリタイア、アーリーリタイアに限らず、人生の選択権を自分に取り戻す人がどんどん増えれば、日本社会の閉塞感も少しは薄らぐのかな~と。

以上、セミリタイアという極々少数派の選択をした人のExcuse的エントリーでした(笑)。
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セミリタイアでもクレジットカードは作れる(こともある)

セミリタイア後に、前職の経験を生かしたパートタイムの仕事をはじめたのは以前のエントリーのとおりです。
(過去エントリー→「アーリーリタイア後は複数の収入源を確保する」

このパート仕事(アルバイト)ですが、少し前に週1→2日に増えました。といっても勤務時間は短く(5~7時間)、それ以外はお休み(=週休5日)なわけですから、ひきつづきセミリタイア生活を満喫中です。

さて、その仕事には電車で通っているのですが、電車通勤と言えど九州の地方路線、更に時間も朝晩のラッシュ時からズレているため、余裕で座って通勤出来ています。まさにストレスフリー!
だいぶ昔に東京で勤務していたことがあるのですが、同じ電車通勤でもここまで違うとは。。。こんなところでもセミリタイア&地方移住の効果は絶大です。
(関連エントリー→「45歳でアーリーリタイア(セミリタイア)しました」

ところで、これまで通勤時の電車代はSUICAに現金をチャージして支払っていました。が、これが毎週2往復のことなので交通費の支払いが結構バカになりません(もちろん後で支給されますが)。
そこで、SUGOCA(JR九州のICカード)付きのクレジットカードを作って、電車代でもなんとかポイント還元が出来ないか検討してみました。

当たり前ですが、一番の心配はセミリタイア状態でもクレジットカードの審査に通るかどうかです。

何せセミリタイア中なので、パート収入と配当収入を合わせても収入は会社員時代の1/5程度、正社員のような社会的信用も全くないので、果たしてこれで新規カード発行の審査に通るのか。。。

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ちなみに、SUGOCAでポイントを貯めることの出来るクレジットカードには、

①JR九州が各カード会社と提携して発行している『JQカード』
②イオンカードとJR各社が提携して発行している『イオンSUGOCAカード』

の2種類があります。いずれもオートチャージによるポイント(①はJRキューポ→SUGOCA電子マネーに交換可能、②はときめきポイント→WAON電子マネーに交換可能)が貯まります。加えて、いずれのカードも乗車時には運賃1%分のSUGOCAポイント(→SUGOCA電子マネーに交換可能)が貯まります。

熟考の結果、今回は②イオンSUGOCAカードに申し込んでみました。その理由は2つ。

1)アミュプラザ(JR九州の駅ビル)よりも、イオンモールの方が何かと利用頻度が高い。また、ときめきポイントを他のイオンカードと合算して利用することが出来る。
2)すでにイオンセレクトカード(ゴールド)を持っていたので、クレジット審査に通る確率が上がるかもしれない。

そしてカードの審査結果ですが、だいぶ待たされましたが。。。。

無事、セミリタイア中でもカードが発行されました!

想像するに、カード審査に通った理由は以下の3つではないかと思います。

1)(カード発行後に知ったことだが)既存のカードとカード利用枠が共通である。
2)カード引き落とし口座のイオン銀行に、ある程度まとまった預金がある。
3)(小額ではるが)定期パート収入がある。

以前、イオンカードや楽天カードは審査が緩いと聞いたことはありますが、それでも上記の全てが欠けていたら、新規のカード発行は難しかったと思います。

もし現在無職、あるいはセミリタイヤ中で、新規カード発行に不安がある方は、上記あたりを考慮してみると意外に上手くいくことがあるかもしれませんよ。
クレジットカード審査要件に詳しい訳ではないので全く責任は持てません。あくまでも1つの事例としてご理解下さい。

という訳で、セミリタイア状態で初めてのクレジットカード申込み体験談でした。
さて無事にSUGOCAカードも発行されたし、来週からオートチャージ機能を使ってがんがんポイントを貯めたいと思います。

(おわり)

セミリタイア後は大人の修学旅行を実践する

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(写真)日暮れの大浦天主堂

中学や高校の修学旅行のこと、どれくらい覚えていますか?

宿舎で夜中まで騒いでいたことは覚えていても、訪れた寺院や歴史遺産のことは全く覚えていない、なんてことありませんか?
私も例外でなく、京都や奈良の世界的に有名な寺院やランドマークなど、おぼろげな記憶はあるのですが、ディテイルは全くと言っていいほど覚えていません。

また、フルタイムで働いていた20代から30代くらいまでは、興味や好奇心のほとんどが海外に向いており、長期休暇は主に外国旅行に費やしました。おかげでいろんな国を訪れることが出来ましたし、幸運にも仕事で2カ国に住めたので(アメリカ&台湾)、これはこれで大きな財産になりました。

一方で、これまで国内旅行にはあまり関心がなかったのですが、セミリタイア後に受験した通訳案内士試験で、日本の地理や歴史をみっちり勉強したこともあり、国内の寺院や歴史遺産にがぜん興味が湧いてきました(たぶん試験は落ちましたが。。。)。

そして先日さっそく、平日に動けるというセミリタイアのメリットを十分に利用し、歴史遺産をたずねて長崎に一泊旅行に出かけてきました。

訪れたのは世界遺産(カッコ書き)を中心に、

・大浦天主堂(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産)
・旧グラバー邸(明治日本の産業革命遺産)
・三菱長崎造船所第三船渠、長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン<グラバー園からの眺望>(明治日本の産業革命遺産)
・浦上天主堂
・長崎原爆資料館

等々。

まぁ言ってみれば長崎市観光の“ど”定番コースですが、事前に歴史・文化的背景を勉強してから実際にその地を訪れると、楽しみや理解度が全く違います。
そこで気づいたのが、あぁ、これって大人の修学旅行だな、ということ。しかも中学・高校生の時と違って能動的に勉強している分、すごく面白いんですよね。

なんだか(Caltural Differenceを実感する海外旅行の面白さとはまた違う)新しい旅行の楽しみ方というか、大げさですがちょっとした宝物を再発見した気分です。

これに味を占めて、これからはどんどん大人の修学旅行(国内旅行)を実践して行きたいと思っています。
時間がたっぷりあるセミリタイアならではの贅沢ですね。。。

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ところで今回訪れた長崎市、博多と違ってまだまだインバウンドの外国人観光客は少なかった印象です。

街がコンパクトにまとまっていて、市内移動もトラムでラクチン、世界遺産などのアトラクションも多く、ローカルフードも美味しい。。。
かなり魅力的な街だと思うのですけどね(潜伏キリシタン関連遺産群などはクリスチャンの多い韓国人にもっと人気が出ても良い筈)。ネックは新幹線が開通していないことくらいでしょうか(2022年開業予定)。

まぁ、とはいえ自分が楽しむ分には観光客が少ないのは有り難いので、のんびりとゆっくり各アトラクションを楽しみました。

あとはJR九州の太っ腹チケットにもぜひ触れておきたいです。
九州ネット早割り7(7日前購入)で博多~長崎がなんと片道2,300円!(特急券・乗車券込み)。
博多~鹿児島や熊本間の同チケットもあるので、近々そちらにも行きたいですね。
(参考リンク→「JR九州ネット早特7」

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こんな感じで、セミリタイア後の大人の修学旅行は本当に楽しいですよ。

セミリタイア自体、万人にオススメ出来るオプション(選択肢)ではないですが、もしあながた奇特にもそういう選択をしたなら、ぜお勧めしたいです。海外旅行よりもお気軽、低予算で行けますしね。

特に長崎は、九州まで足を伸ばすならぜひお勧めしたいディスティネーションの1つです。

私の次の“大人の修学旅行”は、同じく歴史遺産の多い、山口・萩あたりを計画中です。

(おわり)

(大人の修学旅行にぴったりなブラタモリ本↓)
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