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Learning / 勉強の記事 (1/5)

日本人が英語を使えるようになる為の最終解

久々の英語エントリーです。

人に英語を教える機会がある身として、ずいぶん前から読まないといけないな~と思っていた本をついに読みました(↓)。

『ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語』 斉藤 淳 著


結論から言うと、おそらくこの本に書かれているメソッドが第二言語としての英語学習法、つまり日本人が英語が使えるようになる為の最終解です。

詳細は本著を読んで欲しいのですが、たぶん既に英語を話せるようになった人がぼんやりと理解している学習プロセスを、幼少期からの英語学習方法として、とても体系的にまとめられています。私も英語学習期にこんな本が読みたかった!

ただ親御さんとしては、ここまでやらなくちゃいけないのか!とも思うでしょうね。。。でも、(日本語の他に)第二言語を自在に使いこなせるようになる為には、残念ながらこの本に書いてあるとおりです。

ちなみに、各学習プロセスの具体例は私も同じようなエントリーを過去に書いているので、本書のエセンス、【英語習得の為の3つのステップ】を、自身の過去エントリーを絡めて紹介します。

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【英語習得の為の3つのステップ】

①「文字」ではなく「音」から学ぶ。
(関連過去エントリー↓)
「英語のスピーキング上達にはフォニックス学習がおすすめ」

②「断片」ではなく「かたまり」で学ぶ。
(関連過去エントリー↓)
「英語教材としてThe Japan Times AlphaはUnder Estimateされている」
「英語学習で軽視されがちなPhonics(フォニックス)とPhrasal Verb(フレイザル・ヴァーブ)」
「英語ニュース難民がたどり着いたCBSN」

③「英語を」ではなく「英語で」学ぶ。
(関連過去エントリー↓)
「ハイブリッド(多言語)学習を実践する」
「言語を覚えて世界を広げる」

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自分でも少々驚きましたが、いずれのステップも(一部ですが)、私自身、英語学習に大事なこととして過去に記事にしているんですよね。ほとんどの英語話者が結局は同じようなステップを踏んで上達していくので、当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが。

ただ特筆すべきは、この本がそれぞれの学習プロセスを、年齢にあわせた学習法として体系的に組み立てている点です。

もちろん、それぞれの子どもにはパーソナリティがあるので、全くこの本のとおりにはいかないでしょうけど(その子に合わせた調整が必要)、子供に英語を習得して欲しい親御さんにとって、かなり参考になるのではと思います。

更に付け加えるなら、基本この本は子どもの英語学習方法として書かれたものですが、語学習得のプロセスは子供も大人も変わりません。

お子さんを英語話者に育てたい人はもちろん、あらためて英語学習に取り組みたい大人も、非常に参考になる良書です。ぜひご一読を!

(おわり)

スピーキングを上達させたいならまずはフォニックスから(↓)
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英語教材としてThe Japan Times AlphaはUnder Estimateされている


(写真引用:株式会社ジャパンタイムズ)

ブログねたが無いので久々に英語学習のエントリーです。
(過去エントリー↓)
「英語学習で軽視されがちなPhonics(フォニックス)とPhrasal Verb(フレイザル・ヴァーブ)」

中・上級者向けの英語学習には『多読・多聴』が王道、且つ遠回りに見えて結局は一番効率が良い、という事実は英語学習者の間でかなり浸透してきています。
英語ネイティブスピーカーも(というかどんな言語の話者でも)、日常の生活の中でそうやって言葉を覚えていくのですから、当たり前と言えば当たり前ですよね。

(最近若い子に英語を教える機会が多いので)じゃあ一体どんな本や媒体を読めば良いのか、とよく聞かれます。
そんな時はたいてい『何でも良いから自分が好きなもの・興味が持てるものがいちばんだよ!(だって興味が無い記事を‟わざわざ英語で”読みたくないでしょ?)』とアドバイスしているのですが、そうは言ってもなかなか自分にぴったりの本や媒体を見つけることが出来ない、と嘆く子もまた多いです。

そんな人にお勧めしたいのが、The Japan Times Alpha(ザ・ジャパンタイムス・アルファ:旧ザ・スチューデントタイムス)です。

一般には学生向け、初級者向けの英語教材と認識されることの多いこの英字新聞ですが、決してそんなことはありません!
以下にThe Japan Times Alphaを読む利点とその効能を挙げてみます。

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1.時事ニュースから、スポーツ、テック、カルチャーまでかなり多くの分野を網羅しているので、どんな人でも興味のある記事が見つかる。
⇒興味が持てる本・雑誌がなかなか見つからないという人にぴったりです。更に記事のチョイスやバランスがとても良いので、Alphaの記事をある程度カバーしていれば、結構な確率で外国人との共通話題が見つかりますよ。

2.少々難しい単語や表現には日本語訳がついている。
⇒辞書を引く必要がない上に、知らない単語の意味を推測して読み進める練習(←これ大事です)になります。

3.記事の長さが短いものが多い。
⇒これまで英語の文章を読む機会が少なかった人に、『1つの記事を読み切った』という小さな成功体験を与えてくれます。

4.Weekly(週単位)で適量のボリュームである。
⇒時間を持て余すアーリーリタイィーにはやや少なめですが(笑)、おそらく忙しい学生・社会人でも、週末やスキマ時間である程度読みこなせる文章量です。

5.価格が良心的。
⇒あの内容で1部320円(1ヵ月1,250円、税込み)はとてもリーズナブル、家計にも優しいです。

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と、The Japan Times Alphaに関して常々こんな風に評価していたのですが、翻訳者として活躍されているmacha@パパ翻訳家さんが同じようなツィートをしていたので、まさにSpot on !(わが意を得たり!)という感じでした(↓)。


という訳で、初級~上級の幅広いレベルの英語学習者に、とりわけリーディングの教材選びに苦労している人に、Japan Times Alphaはお勧めです、という記事でした。
※もちろん、英語教材には向き・不向きがあるので、定期購読を申し込む前にまずは書店で一部購入して読んでみるのが良いでしょう。公共の図書館にも結構おいてあったりしますよ。

なお、今なら70周年記念ということで購読料2ヵ月無料だそうです。(↓)
(参考リンク→)「Japan Times Alpha Online」

(おわり)

英語学習で軽視されがちなPhonics(フォニックス)とPhrasal Verb(フレイザル・ヴァーブ)

久々に英語学習のエントリーです。

2017年にグローバルエンジニア(コードを打たない方)を引退してから、いろんな縁が重なり、人に英語を教える機会が増えています。
(過去エントリー↓)
「45歳でアーリーリタイア(セミリタイア)しました 」
「アーリーリタイイーの“ていねい”な暮らし」

英語、特にスピーキングやライティングを教える上で最も役に立ってるのは、アメリカ駐在時代に通ったコミニュティーカレッジのESOLクラスで学んだ知識です。なんだかんだでNon-Credit(単位にならない生涯学習クラス)とCredit(大学の単位になるクラス)の講義を合わせて、ほぼ3年間通いましたからね~。

冷静に考えれば、仕事の上ではそこまで頑張って英語を勉強する必要はなかったのですが、もともと言語学習が好きだったのと、あとはキャンパスの雰囲気ですかね。コミュニティカレッジ(短大)なのでこじんまりとしたキャンパスでしたが、青い空に緑の芝生がとても映えて、噴水があって、フットボール場があって。。。なんだか学生時代の夢(海外留学)が叶ったようで、仕事帰りに嬉々として通ってました(当時30代半ばのオッサン、苦笑)。
(過去エントリー→)「言語を覚えて世界を広げる」

あとはDiversity(多様性)が経験出来たのも良かったです。というのも当時仕事でお付き合いがあったのはほとんどが白人のアッパークラス。一方でカレッジのESOLクラスに通うのは、テキサスから国境が近いメキシコ人か、アメリカンドリームを求めて米国に渡った中南米(エルサルバドルやコロンビア)の移民の若者たち。決して裕福とは言えない彼らと多くの時間を過ごせたのは、今、まさに問題となっているアメリカの分断を知る上でも、貴重な体験でした。
(過去エントリー→)「外国人料金はディスクリミネーションか?」

つくづく若い頃の(仕事と関係ない部分での)経験っていつ役に立つかわからんもんだな~、しみじみ思います。

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話がだいぶそれました。

さて、英語に関しては私自身もまだまだ勉強中の身ですが(言語学習は一生続きます)、最近は人に教える上でも、そして自分が上達する為にも注力しているのが、Phonics(フォニックス)Phrasal Verb(フレイザル・ヴァーブ)です。

このうち、フォニックスについては以前のエントリーを読んで下さい(↓)。
(過去エントリー→)「英語のスピーキング上達にはフォニックス学習がおすすめ」

今回はPhrasal Verb(フレイザル・ヴァーブ)の話です。

ネイティブスピーカーと沢山話すようになると気づきますが、彼らは、例えば英検1級やTOEIC900点レベルで出てくるような小難しい単語って、(もちろん知ってますが)普段の会話でほとんど使わないんですよね。

じゃあ代わりに何を使うかというと、基本動詞と前置詞/副詞を組み合わせたPhrasal Verb(フレイザル・ヴァーブ/句動詞)です。

例えばこんな感じ。いずれも日常会話で頻出のフレイザル・ヴァーブです。

・Discover (発見する) → Find out
・Indicate (指摘する) → Point out
・Understand (理解する) → Figure out
・Submit (提出する) → Turn in
・Search (調べる) → Look up
・Postpone (延期する) → Put off
・Dispose (捨てる) → Throw away

これらのフレイザル・ヴァーブ、特に会話で大量に出てくるのに、残念ながら日本の英語教育では習わないものばかりです(一部は“熟語”として習いますが)。逆に言えば、このフレイザル・ヴァーブを集中的に覚えることで、実践的な英語力(リスニング・スピーキング)が格段に上達します。

ちょうどYouTubeで良いビデオがあったので貼っておきますね(↓)。こんなので勉強するととても良いと思います。



とにかくフォニックス同様、日本の英語教育ではUnderestimate(過小評価)されがちな部分なので、特に中級→上級へのステップアップを目指す人は(自分も含め)、フレイザル・ヴァーブを使いこなせるように学習することをお勧めします!

ちなみにフォニックスの方は、2020年からの新学習指導要領で小学5・6年生の英語学習に取り入れられるようです。果たして今のリソース(小学校の先生+AET)できちんと教えられるか、一抹の不安は残りますが、期待して注視したいと思います。

(おわり)

フォニックス参考書は少ないですが、大人かつ初心者におすすめの本(↓)。YouTube音源で便利!

スキルアップに無関係な勉強ほど楽しいものはない

この世の中、キャリアアップ・スキルアップというマジックワードををダシにした高額のスクールや、何とも役に立たない資格試験であふれています。

すでにアーリーリタイア(セミリタイア)した身ですから、今さらスキルアップもくそもない訳ですが、個人的興味からここ2年間、『全国通訳案内士』という国家試験にトライしてきました。

『全国通訳案内士』とは何ぞや?という方は以下のリンクを参照下さい(↓)。
(参考リンク→)「全国通訳案内士試験概要」~JNTO(日本政府観光局)HP~ より

試験は年に1回だけで、昨年は1次試験(筆記試験)の1科目(地理)が合格点に至らず、2次試験(口述試験)に進めませんでした。今年はその地理の試験に合格し(1次試験の合格科目は1年間だけ持越し可能)、先日、口述試験(日本人&外国人試験官による外国語プレゼン&通訳問題)を受けてきました。

果たして結果はどう出るか判りませんが、今持っている能力は出すことが出来たので、受かっても落ちても(来年以降はおそらく環境が変わる為)『全国通訳案内士』への挑戦はここで一区切りです。

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ところで、キャリアアップ・収入アップを目的とした資格試験は、非常に切羽詰まったつらいものがあります。
特に、もし仕事を辞めてこういった資格試験にかけているというような状況なら尚更。。。

一方で、それが当面のキャリア(=お金を生むための仕事)と全く関係なければ、自分の興味に基づいた勉強ほど楽しいものはありません
今回の『全国通訳案内士』受験も、さすがに当日は多少のプレッシャーや緊張もありましたが、勉強そのものはすごく面白かったです。特に、今まで日本の歴史や地理にはかなり疎かったので、非常に為になりました。

少し前にツイッターのタイムラインで話題になった、個人投資家のFP(ファイナンシャルプランナー)技能検定受験なんかもそうですよね。
受験する人の中で実際にFPを目指す人はかなり少ないと思いますが、自分の投資・金融知識の向上・体系化の為にわざわざ勉強してFP試験を受けるなんて、、、(控え目に言って)最高の娯楽じゃないですか。

『全国通訳案内士』も国家資格ではあるものの、今や業務独占規制(要は資格を持ってないとその仕事が出来ない)が外され、資格取得がすぐにキャリア形成・収入アップに結び付くというものでも無いので、状況はFP試験と全く同じです。

将来の仕事に生かすにしろ、趣味の世界にとどめておくにしろ、その資格(やそれを取得するに至るまでの勉強)をどう生かす・捉えるかは、あなた次第ということです。

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という訳で、仕事は嫌いでしたが(苦笑)、勉強(=自分の中に知識を蓄積していくこと)は割と好きなので、今後も勉強は続けていきます。
具体的にはしばらく休んでいた中国語の勉強をちゃんと再開したいですね。語学の勉強も、これまたゴールの無い、最高の娯楽です。
(過去エントリー→)「言語を覚えて世界を広げる」

以上、「スキルアップに無関係な勉強ほど楽しいものはない」というエントリーでした。

(おわり)

英語のスピーキング上達にはフォニックス学習がおすすめ

久々の英語エントリーです。

かれこれ10年くらい前になりますが、アメリカ駐在の仕事をはじめてすぐに自分の英語力に危機感を覚えた私は、仕事を終えた後に近くのコミュニティーカレッジのESOLクラス(English for Speakers of Other Languages:ノンネイティブの為の英語講座)に通い始めました。

それが結構楽しくて、結局アメリカ勤務を終えるまで3年ちかく通ったと思います。最終的にはノンクレジット(生涯学習)とクレジット(正規単位)の全てのESOLクラスを取り終えてしまい、最後の方はスペイン語のクラスを取るまでになってました(これはこれで「英語“で”学ぶ」という意味でとても有意義でした)。
(関連エントリー→「言語を覚えて世界を広げる」

ESOLの授業内容は、グラマーはもちろん、プレゼンやエッセイライティング、ディベート等、今でもかなり役に経っていることが多々あるのですが、中でも印象に残っているのがPhonics(フォニックス)のクラスです。

これ(フォニックス)、日本の英語教育では全く教えてくれません。まぁネイティブスピーカーが教えている訳ではないので今のリソースでは難しいのは理解します。

皆さん、日本語は「あいうえお」の50音の発音を覚えれば、知らない言葉を見てもふりがなが判れば読めますよね?
ところが英語の場合、つづりをアルファベット読みやローマ字読みしても全く発音が違います。英語にも日本語の「あいうえお」的なものがあれば良いな~、て思いませんでしたか?

あるんです。それが『フォニックス』です。
日本語ほど厳密ではないものの、ある程度のフォニックス読みとその例外ルールを覚えてしまえば、初見の単語でも、また発音がこれまで微妙な発音だった単語でも、ある程度正しい発音で読めてしまいます。

例えば、
「p」はpetの「プ(破裂音)」
「u」はumbrellaの「ア(驚いたときのアッ)」
等々。

こんな感じでアルファベットのフォニックス音を1文字ずつ覚えていくのですが、実は英語圏の幼児も同じように英語の音を学んでいくそうです。なのでこの方法を日本の英語教育で取り入れない理由が良く判りません。

実は最近、このフォニックスをもう1度きちんと勉強し直してみようと思い、良い参考書を探していたのですが(実はフォニックスに特化した日本の教材はあまりありません)見つけたのがこちら(↓)。新書サイズですし、何より音源がYouTubeなので(QRコードでYouTubeのリンクに飛べます:↓貼り付け参照)、持ち運びも便利です。





他にも、ちょっと教科書的ですがこれもお勧めです(↓)。



また私が良くブログを読んでいる、元アップルシニアマネージャーで現在はフィリピンで英会話学校「Brighture」を運営している松井博さんの近著でもフォニックス学習を推奨しています(↓)。



更に松井さんのフォニックス学習に関するブログ記事はこちら(↓)。英語初心者は必読です。
(参照リンク)
「日本とはまったく違う!アメリカの小学校の英語勉強方法」
「【英語学習法】初心者が大人になってから英語を身に着けるための7つの原則」
~Brightureブログ~より

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という訳で、残念ながら日本では余りポピュラーな学習法では無いですが、英語のスピーキングの上達の肝は『フォニックス』です。
少しでも気になった方はぜひ勉強してみて下さい。英語発音の向上に効果絶大ですよ。

(おわり)