Lifestyle and Saving / ライフスタイルと節約の記事 (1/7)

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日本・アメリカ・台湾の住宅事情を呼び方から考えてみる

判りにくいタイトルですいません。
これまで日本・アメリカ・台湾に住んでみて、各国の住宅事情について書いてみたかったのですが、なかなかきっかけがつかめずにいました。

ところが最近、あ、各国での“家の呼び方”ってそれぞれの住宅事情にリンクしているんじゃね?と気づいたので、無理やり記事にしてみます(笑)。
※もちろん個人の経験ベースなので、一般化できるかどうかは微妙なところです。各国の中でも州や地域によって違うでしょう。
なので、あくまでも思考実験として軽く受け流してください。

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1.まずは日本。日本人の家を英語で言う場合、Homeという単語がいちばんしっくり来ます。いわゆる“家=マイホーム”ですね。
Homeからイメージ出来る住居の形は、家族や帰属といったもので、帰るべき1つの場所、そして時々故郷というイメージも内包します。
形態も、東京などの都市部を除いて一軒屋が多く、ことあるごとに、家族・親戚が一堂に集まれる場所となります。
このように、単なる“家=House”以上の何かを、日本人は家に求めているんじゃないでしょうか。持ち家“信仰”とも言いますしね。ある意味宗教か、家に対する強烈なマインドセットかもしれません。
(→関連エントリー「強烈な比較体験だけがマインドセットを壊す(年金・医療費の制度変更を考える)」

2.アメリカ人にとっても、もちろん家はHouseでありHomeなのですが、ときどきProperty(資産)という単語も使います。
これ、アメリカ人の家に関する考え方を如実に反映していると思うんです。つまり米国人にとって、“家=資産(不動産)”なんですよね。
家を手に入れることは、住む場所を確保すると同時に、資産を所有することでもあるんです。
家を資産として見ている分、家に対する特別な思い入れは日本人ほど多くなく、何より頻繁に売買(引越し)します。
(→過去エントリー「モバイルな住居環境を選ぶ」
さらに、普通の会社員でも、住んでいる家以外に投資用に2軒目、3軒目と買いますからね。
なかなかに、家に対しては合理的かつドライな考え方を持ってます。

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話はそれますが、アメリカ人にとって家は資産なので、その資産価値を落とさないよう、周りからいろんなプレッシャーを受けます。例えば新築の家をローンで購入した場合、ローン先の銀行が、家の内装などにたくさん口出してきます。
住宅ローンの多くがノンリコース(ローンが払えなくなった場合は家を手放せば、支払い義務は残らず)なのもありますが、何より、資産としての価値を重視しているからです。古臭い内装にすると次に売れないですから。。。

また、これはアメリカの知人の話ですが、自宅の屋根にソーラーパネルを付けようとしたら、近隣の住民から大クレームを受けたそうです。理由は、地区の景観を損なう(→地区の住宅価値が下がる)からだそうで。。。驚きですよね。
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3.そしてここ台湾ですが、家のことを呼ぶのに良く聞く英単語が、Society
最初は何故Society?と思ったのですが、住んでいるうちに判りました。
台湾の中規模以上の都市では、集合住宅がメインなんですよね。デベロッパーがあるエリアを塀で囲い、その中に何棟もの住居ビルを建てて、一括管理している形態がとても多いです。
小さな町みたいなもんですね。だから“Society=社会”と呼ぶという訳です。

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こんな感じで、家については、国が変われば呼び方も、そして考え方もかなり変わります。

ちなみに、私自身の家に対する考え方はアメリカ人に近いです。もはや持ち家が得とも損とも思っていないですが(→参考過去エントリー「自由とは複数の選択肢を持つこと」)、やはり家は資産の一部だろうという考えが、頭の多くを占めるようになりました。
なので別に家を買ってもいいのですが、その条件は流動性が高い(いつでも売ることが出来る)家であることが大前提となります。

あなた自身は家のことをどう考えますか?
たかが家、されど家。帰属的なものと見るか、資産としてみるか、それとも小さな社会として見るか?
なかなか面白い思考実験だと思います。

↓毎度の紹介ですが、家=資産であることを理解するのに最適な本です。

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いつでもどこでも買える服を選ぶ

昔一生懸命読んでいた大前研一氏の本に、「買い物で悩む・迷うといった無駄がないように、常に決まった商品を買いなさい」と書いてありました。
スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカバークがいつも同じ格好をしているのも、同じような理由(服を選ぶという“決断”を減らすため)なのは有名な話ですよね。

もちろん私は、普段から決断の数を減らすほど仕事で追い込まれている訳でも、それほど集中すべき大した仕事をまかされている訳でもありません。またファッションセンスも全くありません。
それでも40年以上も生きていると、なんとな~くですが、服や身の回り品に多少のこだわりが出来てきます。

特に最近は仕事の都合上、移動が多くなったので、服や身の回り品を選ぶときに心がけているのは、いつでもどこ(どの国)でも買える定番商品を選ぶ・使う、という点です。

例えばYシャツ、そりゃ何万円もするオーダーシャツを買えば着心地もいいでしょうけど、会社員にとっては毎年の消耗品なので、それなりの値段で、かつ縫製がしっかりしていて長持ちするのが理想です。
そこで、最近愛用しているのがCostco(コストコ)のPBブランド、KIRKLAND(カークランド)のドレスシャツ(ボタンダウン)です。こんなやつ↓。

kirkland.jpg

US$18くらいで、値段以上に作りがしっかりしているので、サイズさえあえばお勧めです。注意点はアメリカ人サイズなので、胴回りは多少ゆったりしていて、タイトなラインが好みの人には向いてないことかな。
コストコは台湾にも何店舗かありますし、基本どの国のコストコでも全く同じものが買えるので、非常に助かってます。

コストコ以外では日本のUNIQLO(ユニクロ)も、アジア各国のショッピングモールでよく見かけるので、お気に入り商品を作っておくと便利です。自分が最近愛用しているのは、エアリズムのメッシュVネック(ノースリーブ)↓。

uniqulo.jpg

特に暑くて湿度の高い台湾ではYシャツのアンダーウェアとしてとっても重宝します!
ひとつだけの不満は、台湾のユニクロはカジュアルブランドの中ではやや高級路線で、価格設定も日本より高め(1.5倍くらい)なこと。それでも、いざとなったら全く同じものが買える安心感は助かります。

あとは本当にど定番ですが、コンバースのスニーカーなど。これも自分のサイズ感を覚えているので(US9でややゆったりめ)、アメリカに行った時に、ROSSDRESS(ロスドレス:ブランド品のアウトレットストアです)で毎回ストックを買ってます(US$29くらい)。
もちろん日本でも台湾でも簡単に手に入ります。

こんな感じで、洋服や身の回り品はどこの国でも変える商品の中から、自分にぴったり合うものを見つけておくと、いつでも何処でも、急な入り用でも簡単に手に入って、買い物で後悔することがないですよ。

特に自分のように、オジサン・オバサンになってファッションで個性を出す必要がなくなった人に(笑)お勧めします。

(おわり)

↓大前研一氏の新刊です。久々に読もうかな。

温暖な土地に住むとお金がかからない

12月も下旬に入ったというのに、ここ台湾はポカポカ天気が続いています。

極寒・曇天の新潟から台湾に引越して来たので、この冬の暖かさは最高です。
冬なのに体もわりと動くし、40代・中年のおっさんには非常に有難い(笑)。

過去エントリーでも書いてますが、もし自由に住む場所を選べるなら、いちばん重視したいのは気候です。
持論ですが、QOL(Quality of Life)の2大ファクターは気候と通勤時間なので、ここ台湾の職場環境的は割と良いです。
(→関連過去エントリー「住む場所に一番大事なのは気候」 ・ 「A.L.(Affordable Location)を最大限に活用する」

ところで、当たり前のことなのでわざわざ記事にするほどじゃあ。。。とも思いましたが、節約ライフには重要かつ意外な盲点なので、あえてエントリーにします。

それはずばり、「暖かい場所に住めばお金がかからない」です。
以下、具体的に挙げてみます。

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1.光熱費
生活の基本である光熱費で言うと、台湾は暖房費(=灯油代)がほとんどかかりません。
(その分、暖房設備がプアなので、部屋の体感温度は意外に寒いですが。。。笑)
国内だと、九州や沖縄、四国などもきっと同じかと思います。

その分、夏場のエアコン代はかかりますが、温暖化のせいか、今や日本は何処でも夏は暑い!
せいぜいエアコンを使う期間が数ヶ月違うだけ。トータルで考えれば間違いなく光熱費は安くつきます。

2.服飾費
まず、服飾にお金がかかりません。
何故かというと、おしゃれアイテムってどうしても秋・冬がメインなんですよね。
ここ台湾に住んでると1年の大部分はショートパンツとTシャツですから、オシャレは不要です。逆にオシャレ好きな人には向かない土地ですね。

3.車関連費用
まず雪なんてほぼ降らないので、スタッドレスタイヤがいりません。車も4WDなんて不要です(北日本では普通車でも四駆が必須のエリアあり)。
細かいことを言えば、冬場は燃費も悪くなるのでガソリン代も増えますし、事故(修理代)の確率も格段に上がります。
(→関連過去エントリー→「クルマ支出を最小限にする」
まぁ、いちばんの節約は車を持たずに公共の交通機関を使うことですけどね。。。
(→関連過去エントリー→「車を持たないと圧倒的に生活コストが安い」

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こんな感じでいろいろ書き出すと、チリも積もれば何とやらで、トータルの生活費は年間で数万~数10万単位くらいの差が出てきます(自己経験比)。
何十年という人生を考えれば、決して無視できないコストです。

一方、若いときはウィンタースポーツを楽しんだり(自分もスキー大好きでした)、寒い土地は勉強や研究に向いている、とも良く言われるので(ボストンやサンフランなど)、結局は「ライフステージや嗜好にあわせて自由に移動できる」というのが理想です。

そうやって考えた時に即座に移動できるように、つとめて身の回りを軽くして、物理的・経済的な自由度を高めて行きたいです。
(→関連過去エントリー「モバイルな住居環境を選ぶ」

おわり

海外生活での節約はローカル化が鍵

海外ノマドやアジア引きこもりといったライフスタイルが注目されています。
右肩下がりで閉塞感のある日本から飛び出し、海外、特に生活コストの安い東南アジアに移住し、自由でローコストな生活を求めるライフスタイルです。

絶対数は判りませんが、新卒から海外での就職を目指す若者も増えてきているようですね。
私自身は外資(台湾)の会社で転勤者として働いているのですが、同じ職場で新卒から働いている日本人の若者が1人います。

また、以前ベトナムのホーチミンを訪れた時、ホテルで私達を担当してくれたコンシェルジェは大学を卒業したばかりの女性でした。先輩に指導を受けながらも、とても真摯に仕事をしていたのが印象的でした。こんな若者がどんどん増えてくれば日本(人)の未来も明るいですね。

さて、以前は海外で働く・生活するというと、大企業の駐在者や大学や研究機関の研究者がほとんどでしたが、今は海外に向かう人の底辺が本当に広がってきたと感じます。
どのケースでも、大企業の駐在員のように経済的にぶ厚い補償は見込めないですから(経験とスキルを買う為、現地と同列の賃金体系を受け入れる若者も多いかと)、なるべく節約をしないと貯金どころか生活が立ち行きません。

よって海外生活でも節約ライフは必須となるのですが、その鍵となるのは、ずばり生活の現地化・ローカル化です。つまり、どれだけ現地の人と同じような生活が出来るか、にかかっています。

特にアジアの場合、まだまだ多くの国で日本より物価は安いですから(※)、出来るだけ現地の人と同じ生活をすれば、ランニングコストをかなり抑えることが出来ます。
一方、日本と同じような生活をしようとすると、どうしても輸入品や貴重品に頼らなければならないので、かえって日本での生活より高くつくのです
※ただし、既にアジアの大都市(例えば香港、上海、バンコク等)は、日本の平均的な地方都市よりずっと物価が高いです。

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一番分かりやすい例は食事ですね。
ここ台湾では、ローカルの食堂にいけば一食80~100元(日本円で260~330円)で、麺類やごはん類が食べられます。日本でこの値段で食べれるのは牛丼くらいでしょうか。台湾だとこの金額でかなりのメニューをカバーします。

一方、ちょっと綺麗な日本料理屋や、こじゃれたイタリアン・ハンバーガーレストランなどに行くと、単価が3~4倍位に跳ね上がります(日本円で1000~1500円位のレンジ)。これだとほぼ日本と同じですよね。アメリカやヨーロッパから比べるとまだ安いでしょうけど。

交通手段も一緒です。
現地の人と同じ交通手段、例えばバスやスクーターを使えばとても安いです。バスなら無料、または15元(50円)で市内のどこにでも行けます。

これが自家用車になると、そもそも輸入車が多いので新車・中古車のいずれも日本より高いです。駐車場代がかかるのも日本と同じです。(参考過去エントリー→「車を持たないと圧倒的に生活コストが安い」

散髪などは今台湾では日本の1000円カットビジネスが輸入(?)されて、あちらこちらに同類の店舗を見かけます。が、価格はなんと100元(330円)です。
一方、ちゃんとしたスタイリストさんがついて、洗髪までフルコースでやってくれる理容室はだいたい900元前後(2940円)、日本よりちょっと安いくらいですね。

ざっくりまとめると、『日本と同じレベルのサービスを求めるなら、価格は日本とさほど変わらない。一方、ローカル向けのサービスを許容出来れば、海外生活でもある程度の節約が可能』といえそうです。
これは当たり前と言えば当たり前で、まだまだアジアの国では、給与レベルが日本の水準まで追いついていない国が多いからです。結局、人々が生活出来る様に、各種サービスの価格が均衡して設定されるのです。

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ところで、自分の生活をローカルのレベルに落とし込むのは、多くの日本人にとってなかなかハードルが高いです。私自身も努力はしているのですが、30年以上、生活環境の素晴らしい日本に住んでいたので、これが正直なかなかしんどいです。(関連エントリー「世界一のHygiene国家はどうやって生まれたか」

個人的には、交通手段や散髪はローカルのサービスで全然OK。食事は、やはり時々は日本食や洋食が食べたくなります。
住居もある程度、清潔度や安全性を求めたいので、平均よりは高めの物件に今は住んでいます。

こんな風に、サバイバル生活が得意な人でなければ、最初から100%現地化するのは難しいので、まずは自分が許容できるところから少しずつローカル化を進めていくと、少しずつ海外生活での節約効果を享受できると思いますよ~。

ま、自分の場合は年齢のこともありますので(40代半ば)、節約するところは節約し、自分が価値があると思うことには後悔なく、どんどんお金を使っていきたいと思います。


車を持たないと圧倒的に生活コストが安い

たびたび引用していますが、ファイナンシャルプランナーの竹川美奈子さんによると、 「家、クルマ、保険、教育費、老後資金は人生の5大支出。その合計は、1億2900万~1億6600万円程度に達します。」だそうです。(→出典:ダイヤモンドオンライン「人生の3大出費を見直そう」)。

この5大出費の内、家はひとまず持たないことに決めていますし(終の棲家として購入する可能性はあります)、保険も卒業し、教育費は子無しの我が家には関係ありませんので、残る実質的な出費はクルマと老後資金の2つということになります。

(人生の5大出費に関する関連エントリーはこちら↓。過去エントリーはこちらのエントリーから参照できます。)
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「モバイルな住居環境を選ぶ」
「生命保険を卒業します(2016年)」
「クルマ支出を最小限にする」
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ところがその車についてですが、台湾に来てからは諸事情により、“車無し”の生活を送っています。
その諸事情とは、とにかく交通事情が日本と比較して醜いこと。

最近は台湾でも自家用車の所有率が増えているようですが、車はほぼ全て輸入車の為、高級品で、街中の駐車場事情も悪いですから、バイクの数が圧倒的に多いです。
しかも皆さん、交通ルールをぜんぜん守りません!(汗) こちらへ着てから約5ヶ月、既に交通事故を4回ほど目撃しています(ほとんどが車とバイクの接触事故)。本当に台湾での運転は危ない。。。

このような交通事情と、会社からの推奨もあり(外資系なので“義務”では無い。日系の会社では運転禁止のところも多い)、現在はバスとタクシー生活です。

ちなみに、現在の交通費がどれ位かというと、、、

・会社までの通勤→自宅近くのバス停から工業地帯まで無料のシャトルバスが出ている為無料:0TWD
・週末の移動→主にバスを使っていますが、何本かの市営バスは市民サービスとして無料(素晴らしい!)。有料バスも一定距離までは無料なので非常に安いです。最近3ヶ月からの平均額(Easyカードのオンライン記録より):29.3TWD
・タクシーを利用するのは月平均で3回位でしょうか?:150x3回=450TWD

以上、毎月の交通費は約480TWD=1,550円です。安!

まぁ、台湾での生活は何年続くか判らないテンポラリーな状態な訳ですが、過去エントリー(→「クルマ支出を最小限にする」)から、安くても車の所有コスト(日本)は月29,800円ですから、車を持たない生活の圧倒的なランニングコストの安さを実感します(月△28,250円の節約)。保険、税金、ガソリン代、車検、修理代と本当に車は金食い虫ですからね~。

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という訳で、ここ台湾での生活は、交通事故リスク回避という事情はあるにせよ、日本に帰ってからの車無し生活の良いシミュレーションになっています。数年後、日本でどのような場所に住むかは決まってませんが、住居選択の自由度がある分、なるべく車が不要な場所を選ぶと思います。車を持たないと圧倒的に生活コストが安いですから。。。

さて、冒頭の人生の5大出費(家、クルマ、保険、教育費、老後資金)のうち、一時的な状態とはいえ、4大出費の心配が無い状態にまでなりました。
残るは老後資金ですが、社会保障も不透明且つ流動的ですし、金額的にも一朝一夕にはいかないので、今後数年をかけてじっくりシミュレーションをしていきたいと思います。

↓竹川美奈子さんの新刊です。どの本も初心者のファイナンスとしてとてもお勧め。
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