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Travel and Hobby / 旅と趣味の記事 (1/10)

タラの芽採りとFIREの4%ルール

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たぶん小学生以来だと思いますが(笑)、タラの芽採りに行ってきました。

タラの芽採りって難しいんですよね。新芽は年に1回ないし2回しか取れないので、木の場所とか発芽のタイミングとか、ちゃんと把握していないとまとまった量が取れないんです。

昨年地元に引っ越した自分はもちろんそんなデータは無く、今回は地元の友達に案内してもらってのタラの芽採り。
いやぁ持つべきはローカルの友人ですね。

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さてタラの芽採りですが、実はルールというかマナーがあります。一番大事なのが2番芽以降はとってはいけないということ。

何故か?

2番芽以降を採ってしまうと、タラの木が光合成出来なくなり、その後新芽をつけることが出来なくなったり、最悪は枯れてしまうからです。
1番芽だけを取るならならその木への影響は軽微なので(新芽をとる以上、影響が無いとは言いませんが)、来年も再来年も毎年、そのタラの木から新芽を採取することが出来るという訳です。

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(こじつけですが)これ、資産運用でも一緒ですよね。

FIRE(Financial Independence, Retire Early)後の資産取崩しの方法として、『4%ルール』があまりに有名です。

以下 大和ネクスト銀行のページから引用します。

(引用開始)

「4%ルール」とは、年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方だ。年間支出が仮に250万円なら、6,250万円の資産を築いて年利4%で運用すれば、理論上は資産を維持したまま生活できるというわけだ。

4%という数字は、米S&P株の成長率7%から、アメリカのインフレ率3%を差し引いて計算されている。米S&P株は対象銘柄が多いことから、投資家が市場全体の動きを把握する時に、よく参考にされる。

(引用おわり)

(参考リンク→)「セミリタイア (F.I.R.E) するなら知っておきたい資産運用の「4%ルール」とは ?」 ~大和ネクスト銀行のウェブサイト~ より

なんだかタラの芽採りって、FIRE後の資産管理に似ているんですよね~。

毎年、元本(タラの木)から生まれる配当や売却益(タラの新芽)を4%ルールで切り崩しつつ、元本は極力減らさない、あるいは減少を最小限に留めて資産をなるべく長持ちさせるという。。。

これが上手くいって、最終的に残った資産はどうするのという疑問もありますが、お子さんがいれば相続したり、いなければ遺言で寄付したりすれば良いんじゃないでしょうか。
(過去エントリー→)「法務局の『自筆証書遺言書保管制度』を利用してみる」

大事なのは、元本(タラの木)が枯れることなく完走させること、です。

そう、いくら計算上、FIREセミリタイア出来る資産がたまったからといって、むやみやたらに資産を摘み取ったら、元本(タラの木)そのものを毀損してしまいます。あくまでも生活に必要な分だけ、毎年少しずつ摘んでいくのが、アセットを弱らせず長く楽しむルール&マナーです。
(過去エントリー→)「リタイア後の生活費は月17万円が快適ライン(月26万もいらないです)」

すでにアーリーリタイア後の私自身、これからもタラの芽採りのごとく(笑)、慎重に資産運用を続けていきたいと思います。

(おわり)

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(追記)採ったタラの芽は、天ぷらにして家族と美味しく頂きました。
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アーリーリタイア後は平日の美術館・博物館を存分に楽しむ

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だいぶ前に↓のエントリーを書きました。
(過去エントリー→)「芸術は旅行とセットで楽しむ」

この中で書いたように、これまでは海外の美術館・博物館を中心に楽しんで来たので、自分にとってのミュージアムは、『人が少なく、のんびりと時間を忘れて作品を鑑賞する、あるいは過ごす場所』という位置づけが出来上がりました。

福岡に住んでいた時は、平日の九州国立博物館がそういった場所でした。シーズンパスを買って、季節ごとに‟九博”を楽しんだのは良い思い出です。

その意味で、東京には沢山魅力的な美術館、博物館があるのですがたいていダメなんですよね。何故かというといつ行っても人が多すぎるので。作品群や展示品は素晴らしくても、じっくり鑑賞したり、ゆったり過ごす場所にはならないのです。

一方、九州国立博物館のように地方都市の、比較的新しい美術館・博物館は個人的条件に合致する場所が多いです。
今週おとずれた箱根のPOLA美術館も、自分的にパーフェクトな美術館でした。

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まだ息が白いくらいの閑散期の平日ということもあるのか、森の中の美術館にはそれほど人もおらず(1つの展示室に多くて2、3組くらい)、ゆっくり美術鑑賞が出来て、それでいて作品群は超豪華!(印象派で有名な美術館ですが、個人的に一番良かったのは歌川広重の浮世絵でした。)

また特筆すべきはその建物で、さほど大きい美術館ではないものの、地上からアクセスする地下3階建ての構造はとてもユニークで、天井、つまり地上部分から降りそそぐ太陽の光が、洗練されながらもゆったりとした空間を作り出しています(なんか建物批評みたいだな。笑)。建築好きにもお勧めの美術館です。

こうゆう美術館を存分に楽しめるのは平日ならではですね。
控え目に言って、アーリーリタイア最高です(笑)。

我が家から車で1時間足らずなので、企画展示が変わったらまた訪れようと思います。

(おわり)

世界はあっけなく変わるのだから、行きたい場所があればすぐ行こう

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ふとしたきっかけで、ほとんど更新していないインスタグラムのアカウントを見ました(↓)。
「tannner540sのInstagram」

アカウントを開設したのは2014年頃だったようです。あらためて思ったけど、いろんなところに行ったな~と。

この間だけを書き出しても、台北、カリフォルニア、ダラス、スリランカ、シンガポール、ロンドン、マカオ、ミュンヘン、プラハ、ウィーン、香港、台中、ダナン、ホイアン、バンコクなど。
(関連過去エントリー↓)
「自分の旅のスタイルを確立する」~タイ・バンコク旅行~
「アーリーリタイア後の海外旅行の楽しみ方」~台湾・対中旅行~
「旅先でマイノリティー体験を思い出す」~ベトナム・ダナン&ホイアン旅行~
「定点観測することで世界の流れを感じる」~ドイツ・ミュンヘン旅行~
「過去の自分に出会う旅」~オーストリア・ウィーン旅行~
「高級ホテルステイを楽しむならカジノリゾートが断然お得」~マカオ共和国旅行~

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そして2020年、世界は全く変わってしまいました。

きっとすぐに元にもどるだろう。。。なんて思っていたら、もう今年も前半を折り返しそうです。すでに第2波もあちらこちらに来ているので、まず今年いっぱいの海外渡航は無理、来年も状況次第では厳しいかな。。。という感じです。

そして思うのですが、『もし行きたい場所がある、この目で見たいものがあるのなら、すぐにでも行った方がいい』ということ。
もっと言うと、感染症だけではないんですよね。日本はここ数十年、比較的平和ですけど、海外の国々では今でもテロや紛争で一気に社会情勢が変わるなんてことは“ざら”。

だから、もしあなたが旅好きで、すごく行きたい場所があるのなら、コロナが落ち着いたらぜひすぐにでも行って下さいね。
きっと私もそうします。

(おわり)
写真はチェコ・プラハの聖ヴィート教会内にある、ミュシャ作のステンドグラス。今まで見たもので一番美しかったです。

自分の旅のスタイルを確立する

タイ・バンコクに行ってきました。訪れるのは6年ぶり2回目です。

タイ好きな人は年に何回も訪れるのでしょうけど(ノマドワーカーならチェンマイ、バー好きならパタヤ等)、自分はなるべく多くの国、都市を訪れたいタイプなので、基本同じ場所に行くことは余りありません。

が、最近福岡→バンコクのフライトが激戦区で異常に安い(往復17650円!)のと、タイにもだいぶ行っていなぁと思い立ち、久々にバンコクを訪れてみました。

もうアラフィフのおっさんなので、お気に入りのリバーサイド地区でほぼホテルステイ(たまに観光、買い物)という過ごし方ですが、日本の寒い冬(福岡の冬は意外にも寒いんです!)から避寒地に逃げ、異国でゆっくりと過ごす日常(まぁセミリタイイーなんでいつもゆっくりですがw)は最高ですね。

若い頃は、海外に行けば出来るだけ多くの観光地を精力的に廻っていたのですが、もう無理。。。最近は1都市か多くても2都市、できれば1か所に3~5日位は留まる旅のスタイルです。それくらい滞在していれば、ホテルのプールでのんびり本を読んだり、ちょっとしたローカルの路地や出店を廻る余裕も出てきます。

そんな訳で、私の「旅のスタイル」もだいぶ固まってきたので、ここらでちょっとまとめておこうと思います。

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1.フライトはLCCもしくは安い航空会社を使う。

会社員時代はずいぶんと飛行機に乗りましたが、別にビジネスクラスに乗っても到着時間が変わる訳で無いので、最終的に(ある程度のスペースがあれば)安い方が良いという結論に達しました。安全な航空会社には多少こだわりますが、それ以外はエアラインの好みもありません。たぶんフライト価格が旅の総コストに最も効いてくるので、その分価格にはこだわります。
(参考過去エントリー↓)
「航空キャリアは使い分ける」


2.宿泊はほんの少しグレードの高いホテルを選択、ラウンジアクセスがあればベター。

一方、ホテルは最近特に滞在時間が長い為、ほんの少しグレードの高い施設に泊まります。と言っても高級ホテルではなく、チェーン系ホテルのグレードで言うと3番目か4番目くらい(例:ノボテルとかハンプトンスイーツとか)。今回はラマダ系のリゾートホテルに泊まりました。東南アジアなら、1泊(2名)1万5千円くらいで、ラウンジアクセス(※)まで着いてくるホテルがあるので、この辺が狙い目です。
※欧米では余り見ないシステムですが、東南アジアだと、上級会員で無くてもスタンダードルームに一泊数千円の追加でラウンジアクセスが着いてきたりします。時間帯によって軽食やお酒も飲めますので、その分飲食代が浮いたりもしますよ。


3.滞在中1日は、ジムでワークアウトかプールでまったり読書する。


ついつい旅行中は毎日予定を入れてしまいがちですが、せっかくホテルに滞在しているのだから、基本1日はホテルにとどまってワークアウトするかプールで本を読んだりします。移動で疲れがちな体調も整えられますし、何より有名な観光地に行くよりもずっと贅沢な時間の過ごし方です。
今回泊まったホテルも客層は中国系の団体と欧米人の個人客が半分位でしたが、ジムやプールで見るのは欧米人だけですね。彼らはバケーションの過ごし方をよく知っているので、見習う点が多いです。
(参考過去エントリー↓)
「リゾートでちょっと難しめの本を読む」


4.食事はガイドブックでなく、トリップアドバイザーでホテル近くの評判の良いローカルレストランを選ぶ。


ガイドブックに載っているレストランは宣伝費を払っていたりするので、意外に味やサービスが悪くがっかりすることも多いです。それならばトリップアドバイザーかグーグルマップ、Yelp!でホテル近くで評判の良いローカルレストランを探した方が当たりが多いです。今回ホテル近くで訪れたカフェ・レストランもリーズナブルで凄く美味しかったです。
(参考過去エントリー↓)
「僕たちは全く新しい旅の方法を手に入れた」


5.滞在中、長く時間を過ごせる“お気に入りの場所”を見つける。

景色の良い展望台とか、街中の喧騒を外れた路地裏のカフェとか、コーヒーを飲みながら何時間でも街を眺めていられるような、そんな場所が見つけられると、またここに戻ってこようと思える街になります。
今回の旅なら、チャオプラヤー川に新しく出来たアイコンサイアムのカフェ(ポール)がそんな場所(週末は混むので平日限定)でした。テラスでチャオプラヤー川を行き交う船を見ながら、何時間でも過ごせます。
(参考過去エントリー↓)
「アーリーリタイア後の海外旅行の楽しみ方」
「定点観測することで世界の流れを感じる」
「そこに帰ってこれる願掛けをする」

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ざっくりとこんなところです。
参考になることも、全く参考にならないこともあると思いますが、皆さんも自分だけの「旅のスタイル」をぜひ見つけて下さい。

(おわり)

世界配信を意識したコンテンツ作りが始まっている

セミリタイヤ中につきたっぷり時間があるので(週休4日)、相変わらずNetflix(ネットフリックス)でアニメ&ドラマ三昧です。

(関連過去エントリー↓)
「米国トレンド遷移の速さと投資のクレジビリティ」
「45歳でアーリーリタイア(セミリタイア)しました」
「セミリタイアなら週3日のパート労働が最強かもしれない」

最近のお気に入りは、アニメ「キャロル&チューズデー(Carol&Tuesday)」、近未来の火星を舞台にした少女2人組の音楽ドラマです。
ストーリー自体はよくある近未来設定ものなのですが、劇中の音楽がすごく本格的!しかも好みの曲が多いので、すごく引き込まれて見て(聴いて)しまいます(トレイラーはこちら↓)。



この作品、制作は日本のアニメ会社(ボンズ制作、渡辺信一郎監督)なのですが、ちょっと気づいた点が1つありました。それは、Netflix配信を前提に、『最初から、世界配信を意識した設定やストーリーになっている』ということ(注:原作は確認できてません)。

例えば、
・主人公(キャロル&チューズデー)の人種設定
・劇中の音楽部分は全て英語(音楽制作もカナダ人音楽プロデューサーのMocky
・劇中のTV番組設定も全世界フォーマットのコピー(マーズ・ブライテスト=ブリテンズ・ゴッドタレント、Allen=Ellenの部屋)
・街の設定はほぼニューヨーク、音楽イベントは実在のもの(SXSW)をそのまま流用
などなど。

ちなみにクレジットを見る限り、このアニメは5ヵ国語以上で配信されてるはずです。配信されている国の数で言えばかなりの数に上るでしょうね。

きっと今後はこういう(世界配信を意識した)アニメの作り方が増えていくのでしょう。いや、おそらくこれまでもあったとは思うのですが、劇中音楽まで全て英語設定になっているのは余り記憶にないです。。。時代ですねぇ。

もちろんコテコテの日本的設定アニメも、独特なエスニックな雰囲気が引き続き人気ですし(最近では『鬼滅(きめつ)の刃』が友達のフランス人に大ウケ)、今後はおそらく2極化(①最初から世界配信を意識したものと、②日本独自の世界観を突き詰めたもの)が進んでいくのでしょう。

政府のクールジャパン機構も吉本なんかに投資しないで、Netflixに投資して日本アニメのマルチ言語化対応を後押しするのが手っ取り早いじゃないかと思います。過去の作品も含め、すでにコンテンツはそこに沢山あるのですから。。。。

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そう言えばまだフルタイムのエンジニアとして働いていた頃、同僚のドイツ人に『何で日本のアニメ、漫画はそんなにレベルが高いんだ?(=羨ましいぞの意)』というようなことを、ビールを飲みながらしつこく絡まれた(笑)のを思い出しました。

その時は確か、初期の有名作家達の偶然の出会いとか、それっぽいことを答えたような気がしますが、後からよく考えれば、『それが脈々と培ってきた日本の文化だから』というのが一番しっくりきます。

仕事をしていた期間は、ずいぶんと長い間、漫画やアニメから離れていたのですが、最近また見始めて思うのはその媒体の多さ・裾野の広さです。
特に、大人が漫画を読むのが大きいですね。外国の大人はあまり漫画を読まないですからね(漫画、アニメ=子供のメディアジャンルのイメージ)。マーケットがあれば当然そこに競争が生まれ、(大人が見ても遜色の無い)レベルの高い作品を生み出します。

もちろん、日本以外のアジアでも今後レベルの高い漫画、アニメは出てくるでしょうけど、しばらくはこのジャンル、日本の優位性は失われないのでは?と思います。文化を変える(変わる)のはなかなか大変ですから。。。

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そんな訳で、せっかくのセミリタイアで得た人生の貴重な空き時間、しばらくはハイクオリティな日本の漫画とアニメを堪能したいと思います。

(おわり)