2013年08月の記事 (1/1)

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NISAの前に確定拠出年金を利用する

最近TVでもNISA(Nippon Individual Saving Account)のCMをよく見るようになりました。
といっても我が家にはTVが無いので(→TVはもたない)、もっぱら会社の食堂か、実家で見たかぎりの話ですが。ただ、短時間でも結構目に付いたので、TVを良く見る人は頻繁にNISAのCMを見ていると想像します。

NISA自体、貯蓄から投資への移行を促す制度として個人的に期待しますし、積極的に利用する腹積もりなのですが、その前にやはり!イマイチ認知度の低い個人型確定拠出年金制度(日本版401k)の利用を広く勧めたいです。

確定拠出年金制度とは、働いている会社の企業年金制度にもよりますが、サラリーマンなら毎月最大23,000円、自営業なら68,000円まで、あらかじめ指定した金融機関に拠出でき、預金・投資信託・債券等で運用することが出来る国の制度です。その際の運用益は原則非課税で(特別法人税がかかるが、2013年現在凍結中)、また最大の利点は拠出金の全額が所得控除(!)されることです。

例えば、おそらく30~40代家庭のボリュームゾーンである、年間の課税所得が195~330万円(所得税率10%)のサラリーマン世帯では、

年間で最大276,000円(23,000円x12ヶ月)が所得から控除されますから、

所得税(10%) 276,000円x10%=27,600円
住民税(10%) 276,000円x10%=27,600円
--------------------------------
合計 55,200円

の節税効果になります。大きいと思いませんか?

しかもサラリーマンなら面倒な確定申告は不要、年末調整で「小規模企業共済等掛金というカテゴリの、個人型年金の加入者掛け金」という欄に、年間の拠出合計額を記載するだけでオッケーです(年末調整分として返ってきます)※。
※1.保険料控除申告書(原本)の添付が必要となります。
※2.年末調整で還付されるのは所得税分のみ。住民税分は次年度の住民税計算時に控除され税金が減額されます。

もちろん一番のデメリットとして60歳まで引き出し出来ない点が挙げられますが、年金制度だから当たり前といえば当たり前です。何より今の40歳以下世代の年金支給開始年齢は70歳以降が決定的な状況ですから、確定拠出年金は退職後60~70歳の「年金空白の10年」を補完する最強の資産運用だと思います。

私たちは日々平和に過ごしていると、ついつい「なんとかなる」という思考に陥りがちですが、それはただの「想像力の欠如」だと常々自分に言い聞かせています。確定拠出年金に限らず、「Clear and Present Danger=すぐそこに迫り来る危機」を真剣にとらえ、プロアクティブに準備を行っていきたいものです。

なお、確定拠出年金制度については、竹内美奈子さんの『年利15%でふやす資産運用術』が詳しくてお勧めです。タイトルはちょっと勘違いを生みやすく、著者も本意でなかったようですが、中身は誠実でとてもお勧めできる本です。

金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術
(2013/01/09)
竹川 美奈子

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キャリアのドリフト(漂流)を常に意識する

最近、未来の働き方に関する本を立て続けに2冊読みました。

『ワークシフト』リンダ・グラットン著
『未来の働き方を考えよう』ちきりん著

いずれも、今後数十年の働き方をテーマに書かれた本で、前者は世界中のあらゆる人に対して、後者はどちらかというと日本国内で働いている人向けに書かれていますが、主張はほぼ同じです。

つまり、先進国においては今後も寿命が延び続け、国の財政危機から社会保障が益々削られる中(具体的には年金受給年齢が下がり、受給額も下がる)、20代から70代まで50年以上働かなくてはならない。

その50年という気の遠くなるような期間の中で、キャリアを1つに絞ることは不可能である。少なくても2つ以上のキャリアを構築していくべきである。

というものです。

そして、その問題に対する答えとして、リンダグラットンは「連続スペシャリストとしてシフトする」、ちきりんは「ふたつの人生を生きる」キャリアを提示しています。

この意見には100%賛同しますし、長期的にはそうせざるを得ない社会がやってくると思います。ただ個人的には、このような非常に大きなワークシフトを実践する前に、まずは現在の仕事で「キャリアをドリフトさせる」ことを意識するのが良いと思います。きっとそれはドラスティックなワークシフトに繋がります。

「キャリアドリフト」という言葉自体は、ワーキングウーマンにとってのカリスマブロガーである、Yoko Kloedenさんのこのエントリーで知りました。

究極のキャリアドリフト

これはとても極端な例ですが、私自身(普通の技術系会社員)の例を挙げると、最初は研究開発を志向するエンジニアとして入社しましたが、

1)開発部門で下積み
→2)顧客の会社へ研修生として出向
→3)復帰後は設備立ち上げエンジニアとして馬車馬のように働く
→4)そのまま製造部のエンジニアへ
→5)技術営業部に配置転換され、海外顧客(主にアメリカ)を担当
→6)その流れで米子会社に駐在しサポートエンジニア
→7)技術営業部の海外顧客担当に戻る(現在)

というふうに同じ会社内でも漂流しまくっています。

この中で、2)は「たまたま」研修生枠が空いたから、5)は「たまたま」他の技術社員より英語が出来たから(今考えるとぜんぜん駄目なレベルでしたが理系にしてはマシな方だった)という理由ですが、上手く今のキャリアに繋がる波に乗れたと思っています。

これが例えば技術営業への配置転換について、「自分はエンジニアだから」と開発業務にこだわり、オファーを断っていたら今のキャリアは無かったですし、今思い起こしても良い判断でした。

何かを見込まれて声がかかったのならば(例えそれが勘違いだったとしても)、新しい分野には積極的に飛び込んでいくべきだと思います。例え失敗しても、新しい世界では少なからず何かを得られるはずですから。

と、こんな感じの私のキャリアですが、そうこうしているうちに40代になって、最初に紹介した2冊が提示するドラスティックなワークシフトの適齢年齢に差し掛かってきました。

今の仕事を続けるか、それとも大胆なワークシフトが出来るかどうか、自分でも判りませんが(今の仕事には満足しています)、決して思考停止にならず、今後数年間はファイナンシャルフリーダムの達成とリンクさせて、「2回目の人生」を真剣に考えていきたいと思っています。

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる
(2013/06/12)
ちきりん

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リゾートでちょっと難しめの本を読む

学生時代、バイト先のプールで知りあった年配の方に大変お世話になりました。私にとってはいわゆるメンター(当時そのような言葉は知りませんでしたが)のような存在でした。

その方からは多くの影響を受けているのですが、今でもよく覚えているのが、毎夏、住んでいた茨城からその人の地元の千葉の海まで運転をし(要するに自分は運転手)、海沿いのなじみの民宿で数日間過ごしたことです。

プールで知り合ったくらいですから、その方は年齢の割りに泳ぎが上手で、朝っぱらから海に出てはひたすら遠泳につきあわされました(苦笑)。
そして泳いでいない間と言えば、浜辺でひたすら読書です。当人は仕事である医療関係の本を読んでいたようですが、それにならって自分も文庫本を何冊か持ち込み、泳いでいる時以外は、浜辺に寝そべってひたすら本を読んでいました(当事のお気に入りは今は亡きマイクル・クライトンの小説)。

祖父と孫ほど年の離れた男2人が、浜辺で本を読むか、あるいはひたすら泳ぐかという感じだったので、周りの家族連れから見れば、奇妙な2人だったと思われます。

思い起こせば、それまで読書とは無縁だった自分が本を読むようになったのは、明らかにこの時からで、読書のきっかけを与えてくれたメンターにはとても感謝しています。またビーチ(日本なので砂浜ですね、笑。)で本を読むという欧米人のような習慣も、その頃から自分の中では違和感がなくなっていました。

それから10年以上が経ち、最近は好んで海外のリゾートに出かけていますが、やることは当時と変わらず、ビーチ(またはプール)でのんびり読書です。日本人がやりがちなリゾートの過ごし方の悪い例は、せっかくリゾートに来たのだからと観光に出かけたり、アクティビティをがんがんすることで、これでは全くもってリラックスできません。

ビール(トロピカルジュースでもいいですが)と本を片手に、ひたすら海を見てのんびり過ごすのが、ビーチリゾートの正しい過ごし方です!(とここでは言い切ってしまいます。)充実した休暇になることうけあい。どうぞおためしあれ。

ところで、せっかくのんびりと読書に集中できる環境なので、リゾートに行くときはちょっと難しめの、かつ話題の本を持ち込むようにしています。

ここ数年の例を挙げると、

ナシーム・タレブ著『ブラック・スワン』
トーマス・フリードマン著『フラット化する世界』
クリス・アンダーセン著『フリー』

などの本です。

こうゆう「ちょっと長めの小難しい本」をリゾートで読む理由は幾つかあるのですが、

1.通勤時や週末と違い読書に集中出来るので、なかなかページが進まない本でも最後まで読むことが出来る。

2.且つ、仕事や普段の生活からだいぶ離れているので、読んだ内容を冷静に反芻したり、自分や周りの環境に当てはめて考えたり、想像を膨らますことが出来る。→ワークやライフへのフィードバックが効果的になる。

3.それぞれ話題の本なので、いろいろな新聞・ネット記事や、他の書籍で良く引用される。→内容を予め知っているとその記事や本の理解が深まる。

などが挙げられます。

ということで、国内・海外を問わず、休暇でリゾートに行く時には「ちょっと難しめの本」を持っていくことをオススメします。もちろん、普段からそういう本をすらすらと読める方はその限りではありません。

ちなみに今年の夏に読んだのは、リンダ・グラットンの『ワークシフト』でした。話題ほどの衝撃度はありませんでしたが、それでも2025年、つまり今から12年後の働き方について、非常に示唆に富む、そして自分自身のキャリアを考えさせる良本でした。機会があったらぜひ読んでみて下さい。

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
(2012/07/28)
リンダ・グラットン

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スポーツとゴシップを好きになる

野球、サッカー、プロレスと子供の頃からスポーツ中継を見るのが好きでした。
ちょっと変わったところでは、スキーのジャンプ競技が何故か大好きで、どう考えてもつまらなそうなFISワールドカップのジャンプ中継を、ノートにひたすら記録を取りながら見ていた、という変な子供でした。今考えても全く意味がわかりません(笑)。

極めつけはオリンピックで、物心ついて初めて経験したロスのオリンピック中継が衝撃的すぎて、夏休み中、親にあきれられるほどTVにかじりついていました。その時から、基本的にどんな競技でもその面白さを見つけて楽しむことが出来たような気がします。

前置きが長くなりましたが、今日は
『スポーツやゴシップ好きが、実は外国人とのコミュニケーションにとても役に立つ』
という点について。
海外に住んだり、外国人とコミニュケーションをとるようになって、改めてスポーツ好きで良かったなぁ、と最近よく思います。

例えばアメリカ勤務時代は、ダラスというとてもスポーツが盛んな地域に住んでたので(ダラスはNHL、MLB、NBA、NHL、MLS、全てプロスポーツチームを抱えてます)、いつもスポーツの話題が会話にあがります。特にアメリカンフットボールが一番人気で、日常会話もまず天気→そしてフットボール→やっと本題→そしてまたフットボールに戻る、という感じ(マジです)。
日本人にはなじみの薄いアメフトですが、そこは人気スポーツだけあって、知れば知るほど面白い競技で、特に一度でもスタジアムで観戦すれば、スポーツ好きならかなりの確率で好きになると思います。

ヨーロッパや東南アジアでは、何といっても(サッカーのほうの)フットボールですね。最近は仕事のパートナーがドイツ人、しかも生粋のバイエルン・ミュンヘンファンなので、仕事よりもまずサッカーの話で始まります。特に今年はチャンピオンズリーズがドイツ勢同士の決勝だったこともあり、お客さんも巻き込んでかなり盛り上がりました。

シンガポールやマレーシアなどの東南アジアでも、かってのイギリス植民地が多いこともあり、やはりサッカー、特にプレミアリーグが圧倒的人気。最近は香川選手を始め、日本人選手も徐々にプレミアで活躍し出したので、こちらも最近興味を持つようになって、現地の人と会話が広がればいいなぁ、と期待しているところです。

またスポーツと同じように、芸能・ゴシップ情報も、特に女性とのコミニュケーションで役立ちます。基本的に洋楽のロックやポップスが昔から好きなので、これに付随して、マイリーサイラスからキム・カーダシアンまで、何故かひととおりのゴシップ情報をいつの間にか押さえてました(笑)。

そして前の職場の秘書が本当にゴシップ大好きなおばさんお姉さんで、ランチ中によく芸能情報を交換していました。ケイティーペリーはいいシンガーだわね。とか(笑)。
一見真面目そうに見える日本人のエンジニアが、ゴシップ情報に少し詳しかったりすると、それだけで結構打ち解けたり、結果仕事を頼みやすくなったりもしました(その秘書さんはもともと凄くいい人で、そうでなくてもきっと良くして貰ったと思いますが)。

他にも、お客さんとのランチミーティングやディナーは仕事の話ばかりではないですから、スポーツやゴシップの共通の話題があれば、気難しそうな人とも意外に打ち解けたり出来て、ビジネスにもいい影響を与えます(そのために無理やり好きになる訳でもないのですが)。
特に、実は英会話は
『ネイティブ同士の日常会話に割り込むのが至上最強に難しい』
ため、スポーツやゴシップをきっかけに会話に加わることで、単なるビジネスパートナー以上の関係を築く、良いきっかけになります(他にも政治や経済の話しが出来ればベストなのですが、これはまた別のエントリーで)。

という訳で、仕事でもプライベートでも、世界中の人と心を通じ合うために、スポーツとゴシップを好きになりましょう!

そしてプレミアといえば、いまや日本代表不動のセンターバック、吉田麻也選手。ブログもこの本も面白いです。

サムライDays、欧州DaysサムライDays、欧州Days
(2012/03/06)
吉田 麻也

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旅行の計画は1年前に立てる

「1年後の予定なんてとても考えられない」
多くの人がそう思うでしょうし、私もそう考えてました。ところが今は、旅行、特に海外旅行の予定は1年前に立てています。つまり今頃は、ちょうど2014年の夏に何処に行こうか考えているところです。

こうゆう長期計画型の旅行スタイルはアメリカ勤務時代に作られたのですが、実はアメリカは国民の祝日が凄く少なく(例えば2013年は日本16日に対し、アメリカ10日)、かと言ってアメリカ人のように2週間以上有給を取る訳にもいかないので、数少ない連休を生かして効率的に旅行に行くため、予定をかなり早く立てる習慣が出来上がりました。

が、日本に帰ってきてからも(実は日本にいる時のほうが)そのメリットが大きいことに気がつきました。旅行の計画は1年前に立てるのがよい、その理由を5つ挙げてみます。

1.予定は思った以上に遂行出来る。

これは自分の経験から間違いありません。これまで数十回旅行に出かけましたが、エアーや宿泊の予定まで全て変更、あるいはキャンセルした、というのはほんの数回だけです。その理由は、早めに計画を立てることで、その予定に会わせて仕事やプライベートを調整できたり、早くから周りに宣言することで、有給を上手く活用出来たりするからです。
もし本当に大事な予定が入ってしまった時は、手数料を払って変更したり、縁が無かったと思ってキャンセルすれば良いだけのこと。それくらいの感覚でいれば、実はほとんどの場合、あっさり予定どおり旅立ててしまいます。

2.航空券のチケットが抜群に安い。

これは言うまでもありませんね。多くのエアラインが355日前や330日前など、だいたい1年前から国際線のチケットを発売しています。LCCなどは発売キャンペーンもやりますから、航空券は早く押さえれば押さえるほどお得(なことが多い)です。GWやお盆の時期に出かけるなら尚更です。この時期は休みの日程も読みやすいので、日程が決まったらインターネットの航空券比較サイトでチケットを探し、さっさと購入してしまうのがお勧めです。
ちなみに今は
http://www.skyscanner.jp/
という比較サイトが使いやすいのでよく利用しています。

3.為替レートをヘッジ出来る(可能性がある)。

円安基調が続く現在(2013年8月)ならば、為替レートをヘッジ出来る可能性が高いです。もし旅行日が予約時より円高になった場合でも、ふつう旅行日に近づくにつれて航空券もホテル代も高くなりますから、やっぱり支払う額は安かった、というケースが多いです。
そして何より、1年前に支払いが終わっているので、すっかり支払いの痛みは忘れてしまってることが多い!これが一番です(笑)。

4.ご褒美感がある。

さすがに1年もあると、計画を立てていたときの盛り上がった気持ちも一旦は消滅して、予定が近づいてきたときに急に実感しますから、OLさん並みに『頑張った自分へのご褒美感(笑)』が満載です。ただし、あまりに忘れすぎて下調べが足りない時も多いので、そこは気をつけて下さい(それはそれで行き当たりばったり感があって楽しいのですが)。

5.人生のうちでそれほど多くの海外旅行には行けない。

こう書くとちょっと義務感が伴ってしまいそうですが、それでもやはり、生きているうちになるべく多くの国や土地を廻ってみたい、と純粋に思っています。同時に旅行にはかなり体力が必要です。がんがん旅を楽しめるのはあと10年くらいかなぁ、なんて考えているので、例えば年に3回、毎回違う国に行っても、たかだか30カ国です。もちろんそんなには行けないでしょうから、残された人生を考えるなら、やっぱり計画的に旅に出ることを考えるべきです。

どうでしたか?今となっては、旅は自分のライフワークですが、そんな人もそうでない人も、1年前から旅行の計画を立てるメリットを感じてもらえたら嬉しいです。

また、ちきりんさんのように世界を旅をすることが、ライフにもワークにもつながっていくことを最近実感しています。その辺のエントリーもまた書いてみたいと思います。

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!
(2012/05/19)
ちきりん

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