2013年11月の記事 (1/1)

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スキルは掛け算で積み上げる

幸いなことに、今のアプリケーションエンジニア※(平たく言えば技術営業、あるいはカスタマーサポートエンジニア)という仕事は、上に評価されてなさそうなのと給料が安いことを除いて(笑)、やりがいもあって満足度は高いです。

(※業種によって、特に海外で「Application Engineer」というと、実際に製品設計や回路設計をしたり、最終製品に近い仕事をするエンジニアを指すことが多いので注意。)

自分の担当しているお客さん(主に海外顧客です)にも、多少の思い込みもありますが、なぜか気に入られているケースが多いです。自分とか日本社会のコミュニティーに投げ入れられれば、かなりのコミニュケーション下手なのに、有りがたいことですわ、ホントに。

まぁ、実際のところは英語力に助けられている部分が90%以上で、技術者としての能力はと言うと、たいしたことはありません(自分のことなのでよ~く判ります)。ひいき目に見ても、この分野のエンジニアとしては中の中と言ったところ。

実際、「そこそこ優秀なエンジニア」と言われれば、社内にも沢山います。というか、日本企業のエンジニアはほとんどが大学以上の高度教育を受け、且つ1つの会社に長く勤めている人が多いので、その分野の知識・経験は非常に豊富です。グローバルに見れば、ほとんどの人がその業界の優秀なエンジニアと言ってもいいんじゃないかなぁ。

しかし!「スキルは掛け算」とはよく言ったもの。
これを「英語をそつなく話す」x「そこそこのエンジニア」というくくりにすると、一般的な日本の会社だと、その人数は驚くくらい減ってしまいます。おそらく10%、業界によっては5%を切ってしまうかと。

多分これが「自分のスキルを差別化する」ということなのだと思います。前段の「英語をそつなく話す」の部分は、別に英語でなくても、

「営業力がある」x「そこそこのエンジニア」
「生産システムやデータベース知識に長ける」x「そこそこのエンジニア」
「特許戦略に精通した」x「そこそこのエンジニア」

などなど、何でも良いのですよ。
よく言われますが、人とはちょっと違う自分の強みを見つけて育てることが、非常に大事だなぁと身をもって感じています。

実際、30代、40代で出世している人や(それを求めるかどうかはさておき)、生き生きと仕事をしている人は、このように2つか3つの「掛け算できる強み」を持っている人が多いです。

逆に、若いうちにエンジニアとして非常に優秀だった人が、他の強みを見つけられない為に、今は憂き目を見ているな~と感じることも多々あります。
よっぽど尖った才能を持つ人を除いて、大多数は“平凡な”エンジニアだったり、“平凡な”営業マンなのですから、その中で選ばれる、あるいは自分のポジションを確立するには、何か「掛け算できる強み」が必要なのです。

厄介なのは、その「掛け算できる強み」いうのが意外と自分では判らないもので、若いうちはアサインされたら、とにかくどんな仕事でも挑戦してみるのが良いと思います。そうやってキャリアをドリフトさせていくうちに、自分の強みとなる分野が見つかったりしますよ(→エントリー「キャリアのドリフトを常に意識する」)。

自己の例を挙げても、英語は高校生まで苦手科目でしたし、営業的な仕事なんてとんでもない(今でも日本人相手の営業はとても出来る気がしません、接待とか。。。)って感じだったので、何か強みになるかは自分でも判りません。だからチャンスがあれば新しい分野にどんどん飛び込んで行きましょう!(若くないですがまだまだ自分にも言い聞かせ)

という訳で長々と書いてしまいましたが、スキルアップ的教科書には当たり前のように書いてあるのですが、改めて、自己の経験から「スキルは掛算で積み上げる」というエントリーでした。

パーソナル・マーケティングパーソナル・マーケティング
(2009/11/19)
本田 直之

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芸術は旅行とセットで楽しむ

「Affordable Locationを最大限に活用する」のエントリーで地方生活のメリットを書きましたが、一方A.L.のデメリットとして「ショッピングや美術館巡り、コンサート」などのカルチャー面が全く楽しめないとも書きました。

今回は、そのA.L.の欠点の1つである美術館巡りについて、「旅行と一緒に楽しんでしまおう」というエントリーです。
外国の都市を巡るときは、ついつい遺跡やテーマパークなど有名なランドマーク中心に旅程を組んでしまいますが、1日はその都市の一番大きな美術館に足を運んで、ゆっくり美術鑑賞をするのがオススメ、かつ旅程の良いアクセントになると思います。

美術館や博物館なら東京でもいいんじゃない?というのもごもっともですが、なかなかその為に東京に出るのもおっくうですし、東京以外の都市の美術館に足を運ぶメリットは意外にたくさんあります。


1.とにかく静かで空いている。その割りに展示作品は超豪華!

いつも不思議に思うのですが、NY近代美術館(MOMA)やルーブル(行ったことないですが、かなり混むと聞きます)などを除いて、とにかく空いています。おそらくスペースと人口の関係かと思うのですが、国内の美術館に比べ圧倒的にのんびりじっくり鑑賞できます。それでいて作品群は超豪華です。

最初に驚いたのは、初めて個人旅行をした米のフィラデルフィア美術館でした。まずもって、ほとんど人いません(笑)。それでいて、例えばゴッホの「ひまわり」などが普通に飾ってあります。そのとき室内には自分だけで独り占め状態です。

他に印象的だったのは、スペイン・トレドのサンタクルス美術館。エル・グレコの代表作品がひっそりと飾られています。しかも入場無料!おそらくここの数点でも日本に運べば特別展示が出来るほどです。

テキサスのフォートワース現代美術館も良かったです。こちらもガラガラな上に、ウォーフォールやリヒテンシュタインなど現代アート好きな人にはたまらない美術館です。ちなみに建物の設計は安藤忠雄で、開放感があり素晴らしいです。


2.作品が近くで見れる。場合によっては写真撮影も可。

ちょっとしたカルチャーショックですが、かなりの美術館で実は写真撮影がOKです(フラッシュ使用はNGのところが多い)。まぁあまり芸術作品を写真で撮る動機付けは無いのですが(生で見るのが一番)、後で気に入った作品を調べたり、旅の記録として写真が取れるのは良いと思います。

また、よっぽどの超有名作品でない限り、柵やガラスなどは無く、間近で見られるのもいいですよね。この辺り、日本よりだいぶ寛容です。


3.入場料(Admission Fee)が安い。

美術館の規模に比べ、総じて入場料は安いです。ドイツ・ミュンヘンのピナコテーク博物館群は4・5箇所の美術館共通で12ユーロと破格でした(まぁ当時レート1EUR=102円だったのですが)。

また、前述のサンタクルス美術館のように無料の美術館も多いです。有名なところではワシントンDCのスミソニアン博物館群ですね。15箇所の美術館・博物館が全て無料です。他にも大富豪が趣味で建てた美術館なども多くあるようです。芸術への造詣の違いでしょうかね、ほんと太っ腹です。大英博物館も無料のようですね。いつか必ず行きたい博物館の1つです。


という訳で、こんな感じで東京に住んでいない人は、海外旅行と美術館・博物館巡りをセットで楽しみましょう、というエントリーでした。
それ自体が旅行の目的になるような超有名な美術館でなくても、欧州やアメリカの主要都市には必ずといっていいほど素晴らしい美術館・博物館があります。余裕のある旅程を組んで、1日はそのような場所を訪れてみてはどうでしょうか。

↓ちきりんさんの著書の中でも世界の美術館巡りについて書いています。

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!
(2012/05/19)
ちきりん

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仕事は定時に切り上げる

ここ数年、会社での働き方、特に時間の使い方について、

1.よほどのことが無いかぎり残業はしない。
2.年に1回、1週間以上の休暇をとる。

という2つのポリシー、というかオブリゲーション(義務)を自分に科しています。

このポリシーを貫いている背景には、もちろんアメリカでの勤務経験があるのですが、人は違った世界を見たり、経験することなしに、
「今いる場所や現在の常識が、別の場所や未来の世界では非常識になり得る」
ことになかなか気づきません。もちろん自分自身も例外ではないので、人間一般的に当てはまるのだと思います。

今回のエントリーの仕事と時間の関係についても、多くの人は、
「残業をしないと仕事がたくさん出来ない、時間をかけないと質の高い仕事も出来ない」
と思いがちですが、それは勘違いです(ここはキッパリと)。

実際、これだけ日々仕事を頑張っている日本人や日本の企業が、アメリカやドイツに比べ生産性が著しく低いと評価されたり、多くの有名大企業が競争に敗れ外資に買収されたり、という最近の現実を目の辺りにすれば、
「日本人の働き方を大きく変えていくべき、あるいは少なくても見直すべきでは」
という意見に賛同できる人は多いでしょう。

という訳で、自分自身は冒頭のとおり、残業をほとんどしないスタイルを3年ほど続けているのですが、このポリシーを守りつつそれなりの成果を上げるには、(周りの人は余り気づいてないようですが)実はかなりの努力や工夫をしています。例をあげると、

・仕事は集中して効率的に実施する。無意味に丁寧な議事録を作ったり、だらだらと長い会議は行わない。時には会議に“出ない”選択もとる。

・残業は極力しないが、朝は1時間前に出社しメールチェックや雑務を片付ける(定時に出社して朝からだらだらしている人も多い)。

・仕事が忙しいときは昼食時も仕事をする、休憩もとらない。あるいはPCを持ってカフェテリアでも仕事をする(忙しくても決まった時間に連れ立って休憩をとったり、喫煙している人が多い)。

・積極的に仕事のアウトソースを行う(比較優位論ですね)。時には勇気を持って(自分のミッションに対し重要でない)仕事は断る。

等々。

要は心がけ次第なんですよね。前もって「必ず定時に仕事を終えて帰るという強い意志」を持って仕事に取り組めば、誰でも定時に仕事を終えることが出来ると考えています。(もし、そうでなければマネージャーのワーク管理の問題)。

一方、定時に帰ることのメリットはと言えば人それぞれでしょうけど、

・家族と一緒の時間がたくさん持てる。
・自分の趣味に時間を割り当てられる。
・精神的、体力的にリフレッシュできる。

といいことだらけで、実はこれがいいサイクルを作り、残業するよりも集中的に良い仕事が出来ます。

更に、自分にとってのノー残業スタイルは、上の(モーレツ)世代へのアンチテーゼであると同時に、下の世代に対する(効率的な新しい日本人の働き方)のメッセージでもあります。
まぁ、そんなに大それたものでもないんですけどね。。。だらだら仕事をするのが嫌いなだけで(笑)。

でも、少なからずこういう働き方がどんどん増えていけば、経済的に成功した国というだけでなく、精神的、ライフスタイル的にも豊かな成熟した国になって行くと思うのです。

反面、経営陣やマネージャーには、社員や部下の多様性を認め、逆にそれを上手に生かすことを提案したいです。これからのグローバル且つ多様性のある時代、様々なライフタイルと嗜好性をもつ社員達を上手にまとめ、会社のミッションを成し遂げることが大事です。
その辺りはフローレンス(株)代表、駒崎弘樹さんの「働き方革命」でどうぞ。

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)
(2009/05)
駒崎 弘樹

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