2015年03月の記事 (1/1)

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外貨資産比率を把握する

前回の記事で、ここ最近の円安で円貨ベースで大きく資産が増加(ドルベースでは大きく減少)していることを書きました(→「F.F.マネープランを更新する(2015年編)」

自分の投資スタイルは世界分散投資を基本にしていますが(参考過去エントリー→「国際投資の判断にはクレジティビリティが必要」)、余剰資金を投資に廻すスタイルなので、資産全体に占める外貨資産比率については全く無頓着でした。

現在、生活防衛資金を除いては、ほぼ世界分散投資に廻しているので(→「生活防衛資金を円定期預金で確保する」)、ばくぜんと外貨資産比率はかなり高いだろうな~と感じていましたが、これまでちゃんと把握したことがなかったので、これを機に計算してみることにしました。

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私の場合、ここで言う「外貨資産」とは、

・米国銀行の預貯金(ドル)
・米E*Trade証券のETF(SPY、EFA※、VWO)
・香港HSBC銀行の預貯金(香港ドル)、外貨預金(オーストラリアドル)、ETF(2800)

になりますが、これ以外にも、

・日本国内銀行の外貨預金(ユーロ)
・楽天証券NISA口座のETF(VT※)
・琉球銀行確定拠出年金口座の投資信託(野村DC外国株式インデックスファンド、野村新興国株式インデックスファンド)

が含まれます。
但し、※のETFには日本株式が一部含まれるので(EFAは22%、VTは8%)、この部分は円貨資産に組み入れないといけない点に注意です。

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結果、現時点の外貨資産比率はざっと72%でした。
恐ろしく多いですね(苦笑)。

ですが、個人的に日本の財政はいつか破綻してハイパーインフレを起こす思ってますし(それが10年後か50年後かは誰にもわかりません)、これからも自己の就労インカムは当分日本円ベースですので、これでいいのかなと思ってます。

もっと言えば、参考までに日本円の外貨準備比率が約4%、また世界株式時価総額における日本株比率は約8%ですから、「世界にまんべんなく投資していく」ことを考えれば、円貨比率は10%以下でも良いのかもしれません。

一方で、(私を含め)多くの日本人は、人生のほとんどを日本国内で生活し、日本円で支出していくことを考えれば、円資産の比率はそれよりちょっと多めの30~50%が適正レベルかなと感じています(あくまでも個人的意見なので参考まで)。
そう言えば大前研一氏も資産は円・ドル・ユーロ3等分で持っておくべき、と言っていました。リスク分散としてはそういう考え方もありかもしれません。

上記をかんがみると、72%というのは最近の円安でちょっと外貨資産比率が増えてしまったなぁという印象なので、(確定拠出年金への自動積み立てを除き)しばらく外貨資産の購入は控えたいと思います。

しぶとい分散投資術―世界金融危機でわかった!しぶとい分散投資術―世界金融危機でわかった!
(2009/02/27)
田村 正之

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F.F.マネープランを更新する(2015年編)

今年も無事に誕生日を迎えることが出来ました(43歳)。

この年になると記念日としての誕生日には無頓着になる一方、同年代で亡くなる、あるいは大きな病気を患う方も増えているので(→「資産のエンディングノートを作る」)、誕生日は1年間、健康に過ごせたことに感謝する機会です。

ところで毎年誕生日後の週末の恒例行事として、F.F.(Financial Freedom)マネープランを更新しています。F.F.マネープランについてはこちらの過去エントリーを参照して下さい(→「F.F.マネープランを作る」)。
33歳から続けているので、もう10年以上になりますね。

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さて、今年のF.F.マネープランの更新ですが、大きなターニングポイントを迎えました。

まだまだ目標とする資産には程遠いですが、過去10年間、意識して外国株式および外貨への資産分散を行ってきた結果(→「国際投資の判断にはクレジティビリティが必要」)、昨今の世界株高と円安の影響で、“円ベース(※1)”で大きく資産が増加しました。
(※1:あくまでも円ベースでのお話。外貨ベースでは円安=資産の目減りとなることに注意。)

結果、「子無し、住宅ローン無し」というクリーンな我が家のファイナンス状況を考慮すると、70歳~の年金支給を加味すれば(まぁここが怪しいところですが)、最低限生きていくだけの暮らしを続ける資産(※2)は、おそらくクリアしていると思われます。
(※2:リタイアに必要な資産の計算方法やツールは、いろいろな資産形成ブログ、リタイア系ブログで紹介されているので、気になる方は一度計算してみてください。)

もちろん資産が株式に偏重している=今後大きく価値を下げることがあり得るということで、破綻寸前の社会福祉財政を考えると、とても仕事を辞める状況に無いですが、今の状況は個人的に非常に大きな意味を持ちます。それは、、、

最低限の生活が補償される=仕事やライフスタイルでリスクを取れる

ということです。この「最低限生きていける」という安心感は、仕事やライフスタイルの自由度を上げる上で、非常に心強いです。
つまり今後、自分のキャリアを選ぶ上で、金銭的な部分よりも、より「Self Esteem(自己実現)」や「Social Contribution(社会貢献)」(マズローの欲求段階説の上の方に位置する部分)に比重を置きながら、仕事に取り組むことが出来るのです。

これって本当に、本当に、想像以上に大きいのですよ、自分の中では。
まだまだ小さな野望があるので、今の仕事は辞められません。が、少なくても本当のF.F.に向けて、一歩前進したなと感じます。

今後も仕事とライフスタイルを工夫して(=ブログタイトルのSynagetic Life Style)、理想とするライフスタイルを目指していきたい、そんな誓いを新たにした誕生日でした。


10年前、F.F.プランについて考え始めたのは確か橘玲氏の著作を読んでからです。リンクは著者の新作です(↓)。

橘玲の中国私論---世界投資見聞録橘玲の中国私論---世界投資見聞録
(2015/03/06)
橘玲

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UniqueとDifferentを考える

NBCのオーディション番組、The Voiceの新シーズン(8)が始まりました。

コンテスタントは昨シーズンと比べてちょっと小粒かな~と思いましたが、それでも15歳の天才少年、Sawyer Fredericks君(↓)を初め、有望なタレントも何人かいて、今後の展開がとても楽しみです。



さて前々から思ってたいたのですが、、、

TheVoiceを始め、オーディション番組の草分けとなった英国のX-Factor、その流れをくんだアメリカンアイドル、そしてAmerica's Got Talent等々、欧米でヒットした番組のフォーマットはそのまま他の国に輸出され、これまた人気番組になっています(Wikipediaによると、TheVoiceは現在21カ国で、Got Talentシリーズは世界13カ国以上でそのローカル版が制作されているそうです)。

ところが、これら人気番組のフォーマットが、日本に輸入された、あるいはされるというのは(知っている限り)聞いたことがありません。
それってやっぱり西欧とアジアの文化や言語の違い?と最初思いましたが、同シリーズが韓国や中国、東南アジアで成功しているところを見ると、そうでもなさそう。

こんなところでもガラパゴスな日本??ということで、幾つか仮説を立ててみました。

1)TV局の保守化、予算不足(ケーブルやペイパービュー収入が無いこと)
2)アイドル文化偏向によるミュージシャンを目指す人の減少(番組として成り立たない)
3)少子高齢化でこういった若者向けの番組は受けない(とハナから決めている)

う~ん、いずれの仮説もしっくりきませんね。。。誰かこれという明快な理由をご存知の方、ぜひ教えて下さいっ!
今回は答えのないエントリーで申し訳ありません。

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一方、過去エントリーにも書きましたが(→「世界情勢を常にウォッチする(TV番組を切望する)」)、「世界共通フォーマットが浸透しない」のは決して悪い事ではないと考えています。

グローバルフォーマットが入り込まない(入り込めない)領域には、当然似たようなニーズ(マーケット)はあるわけで、そこには日本独自のマーケットや文化が育っていたり、あるいは育つ余地があります。

過去においては、それが日本独自のアニメ・アイドル文化であったり、テクノロジーではガラケーであったり、ハイブリッドカーであったり。そしてこれらのユニークな文化やテクノロジーの一部は既に世界に輸出されています。

よく日本にはイノベーションが無い、なんて言われますが、世界文化を俯瞰すれば、この“独自(Unique)で地球上のどこの国とも異なる(Different)な場所”からは、常に新しいモノや文化が生まれているのです。

あとは、この独自な創造物をどうやって世界フォーマットに乗せて輸出・浸透させていくか、寧ろそちらの方が課題ですね。
世界への見せ方、紹介チャンネルを工夫すれば、もっといろんな国に日本独自のイノベーションが広がっていくと私は思うのですが。。。どうでしょうかね。

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というわけで、少々まとまりのないエントリーになってしまいましtがが、、この「世界の何処とも違う国」に住んでいる一人として、もっと日本の良さを世界に知ってもらいたいな~と考える、久々の晴れた週末の朝でした。

未来の社会はキモチでまわる: IT が変える、僕らの繋がり、キモチ、自由意志〜時代を生き抜くための 28 のヒント未来の社会はキモチでまわる: IT が変える、僕らの繋がり、キモチ、自由意志〜時代を生き抜くための 28 のヒント
(2014/10/22)
松井博

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日本の医療保険制度を当たり前と思わない

堤未果氏の「沈みゆく大国アメリカ」を読みました。

沈みゆく大国アメリカ (集英社新書)沈みゆく大国アメリカ (集英社新書)
(2014/11/14)
堤 未果

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彼女の取材は常に米国のダークサイドにスポットを当てているので(そうしないと本として成立しないのでしょうけど)、全体としてやや負のバイアスがかかりすぎな印象はありますが、個々のリポートはおそらく事実であり、アメリカの様々な問題点を浮き彫りにしています。

中でもアメリカの医療保険制度については、彼女に指摘されなくとも、全国民から非常に不平・不満があることは疑いの余地がありません。
簡単に言うと、アメリカの医療保険制度は民間保険が基本で、それが保険会社の大きな収益源となっているゆえに“不便かつ法外に高い”ものになってます。

そしてよく聞くように、会社(しかも大きな)が仲介する比較的安価な民間保険に入れない人は、重大な病気や怪我があっても治療を受けることが出来ず、最終的に命の危険を感じてER(緊急治療病院)に飛び込むしかなく、そしてその治療費が払えずに最終的に破産してしまいます。

コレ、日本人には嘘のような話ですが、私が米国に滞在中も、カレッジの英語の先生の父親が脳梗塞で緊急入院し、幸い一命は取り留めたものの、やはり治療費(1千万以上!)の支払いが出来ないでいる、というような話を聞きました。

私自身は幸い米国滞在中に大きな病気や怪我もなく、歯医者に行ったのみですが、それでも虫歯1本の治療で約800ドル(=9万6千円、保険有り・自己負担のみ)と、日米の医療費の格差にびっくりしたのを今でも覚えています。

このような醜い状況を打破する為、国民全員に保険加入を義務付ける、いわゆる「オバマケア」が施行されたのですが、本著を読む限り、保険ビジネス界の暗躍もあり、オバマケアで全国民がハッピー、という話にはなっていないようですね。。。

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翻って日本の公的医療保険制度(国民健康保険や健康保険組合等)ですが、全国民が加入出来、自己負担も法外に少なく、いつでもどこでも受けたい治療が受けられるという、(おそらくアメリカ人にとって)夢のような制度です。

更に高額な手術費・治療費については、高額医療保険制度でキャップ(上限)がかけられており、自己負担は嘘みたいに低いです(→関連過去エントリー「医療保険を卒業する」)。

このように恵まれた医療保険制度の下で暮らす日本人は、本当に幸運で幸せです。
個人的にこの公的医療保険制度1つのみで、日本に住み続ける価値があると思っています。

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さて、このような恩恵を心の底から実感出来るのも、一旦日本の制度から離れ、他国(この場合は米国)の醜い医療保険を肌感覚で知り、そして比較できたためです。

そして堤未果氏も著書の最後にこう書いてます。
「今の医療制度を空気のように当たり前にあるものだと思わないことです」
100%Agree(同意)。
人間、何事も大事なものは失ってみないと分からない、ということですね。

年金制度は崩壊しようとも、なんとかこの素晴らしい公的医療保険制度だけは持ちこたえて欲しいと、切に願っています。

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