2015年04月の記事 (1/1)

米と酒にはお金を払わなくていい時代

少しは資産運用係ブログらしいことを書いてみると、よく言われるように資産を増やすには、

「①収入を増やす」か「②支出を減らす」か「③運用する(お金に働いてもらう)」

の3つしかありません。もちろん一般の人が資産目標のゴールを達成するのに大事なのは、①>②~③の順。

ちまたで③の運用(投資)ばかりが注目されるのは、きっと①の収入を増やす、というのが短期間では難しいのと(一般の会社員は特に)、一般化できないからでしょうね。
が、実はお金を増やすのに最も効率が良い方法は、自分に投資をして「①収入を増やす」ことであるというのは、(若いうちだけでなく)常にKeep in mind(意識)しておきたいところです。

ところで「②支出を減らす」部分に関しても、「節約」というかたちで多くの人に関心があるところだと思いますが、個人的なPriority(優先度)は3番目。
保険料や通信費、車費用等のいわゆる“固定費を減らす”ことは大きな効果があるので、この部分には力を入れてますが、他の支出に関しては、日々のライフスタイルが既に比較的低コスト体質になっていることもあり、それほど神経質になってません。

保険料、通信費、車費用の固定費削減に関する過去エントリーはこちら。
「生命保険を卒業する(2015年)」
「過去通信費を削減する(2015年編その1)」
「クルマ支出を最小限にする」

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上記固定費の削減以外に、いわゆる節約として今行っているのが、食費にあたる「米」と「酒」の支出削減です。

米については、いまや一般化したふるさと納税で、ほぼ無料で手に入るようになりました。
ふるさと納税(寄付金控除制度)に関する過去エントリーはこちら(→「2015年のふるさと納税戦略を考える」)。

ちょっと計算してみます。

我が家(2人)での米の消費量は月に約5kg、年間60kgです。
ふるさと納税に対する自治体からの贈答品として、最近の相場(?)では、1万円で10~15kgのお米が貰えます。つまり、4~6万円の寄付で、1年分の米費用を充当することができます。
この金額であれば、自己負担が2000円に収まる寄付金上限額の範囲内に十分収まりますので、ほぼ無料で手に入ることになりますね(※)。金額にすると、

2000円(5kg)x12ヶ月-2000円(寄付控除の自己負担)=22,000円/年の節約に相当します。

※ふるさと納税は正確には寄付金控除制度ですから、寄付した年の次年の3月頃に所得税の還付、そして6月以降に月割りでの住民税減額となります。利回り(お礼の贈答品)を先に貰える定期預金のようなものなので、このタイムラグには十分注意したいところです。

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一方のお酒についても、ビールやチューハイであれば、最近はほとんどお金(正確には現金)を使わずに手に入ります。

利用しているのは、リンクさせてもらっている成為さんのサブブログで紹介されている、サークルKサンクスのK+カードのお試しクーポンです。詳細は↓のリンクからどうぞ。

「ビール24本を1,620ポイントで交換、サンクス店員「こんなの…はじめて…」

もともと我が家ではアルコール消費量が少ないのですが(平日はほぼ不要、週末にせいぜい350ml缶を1、2本程度)、楽天カードユーザーでもあり、毎月貯まる楽天ポイントの使い道がなかったところ、最近では余ったポイントはほぼビール購入に当ててます。

これも以前は毎月12本程度は購入していましたから、発泡酒(1本150円換算)だとしても

月1,800円、年間で21,600円の節約となります。

懸念点を挙げれば、ポイントでの購入本数が限られている点と、このお得な制度(といっても、供給側もプロモーションとして一定の価値があるからやっているのでしょう)がいつまで続くかといったところ。
ま、サークルKで終了しても、きっと似たようなサービスはまた出てくるでしょうから、こういった制度を今後も上手に利用していきたいところです。

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というわけで、今日はめずらしく節約を切り口にしたエントリーでした。

いずれにしても、20年前であれば生活必需品として費用を計上しないといけないもの(米や酒)が、ほぼ無料で手に入るって凄いです(まぁ正確には、控除されるだけの税金を支払う程度の収入(=労働)や、楽天ポイントを得るための支出は必要なのですが)。

そして冒頭に戻れば、“たかだか月5千円程度”のネット接続料のみで、②節約だけでなく、①収入を増やす(仕事)、②運用する(資産運用)に関する膨大な情報が手に入るって凄い!

なんともいい時代になりました。。。テクノロジーに感謝です。

NHK「あさイチ」お金が貯まる財布のひみつ:不安がなくなる貯金の極意NHK「あさイチ」お金が貯まる財布のひみつ:不安がなくなる貯金の極意
(2015/03/31)
横山 光昭、伊豫部 紀子 他

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日本人はテクノロジーに対して意外に保守的

今週のThe Voice(Top12)、相変わらずSawyer Fredericks君(16歳!)のパフォーマンスが素晴らしかったです。ジョン・レノンということで、賛否両論があるようですけども。
(→関連過去エントリー「UniqueとDifferentを考える」



ところで、先シーズンから取り入れられたInstant Save(インスタントセーブ)のシステム、いろんな意味で凄くね?と思いました。

このシステム、事前の視聴者投票でのワースト3人が、最後にラストチャンスとしてパフォーマンスを行い、直後のTwitterの#(ハッシュタグ)を集計して、1人だけが次ラウンドに進出出来るというもの。いかにも(新しいものを取り入れるという意味で)革新的なアメリカらしい発想ですよね。

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さて、ここで思ったのが、

「日本人は新しいテクノロジーに対して保守的である。」

ということ。こう書くと、嘘でしょ~世界で一番テクノロジーが発達しているこの日本で!
などと言われそうですが、TheVoiceの例だけでなく、アメリカでしばらく生活したり、欧州やアジア各国を仕事やプライベートで廻った経験から、個人的にはそういう印象を持っています。

もっと正確に言うと、もちろん工業レベルでは最先端のテクノロジーを生み出している国のひとつなのですが、

「一般人の幅広い年齢層のレベルで、新しいテクノロジーを取り込むことに関しては、意外にも保守的。」

ということです。

例を挙げれば、

・遅々としてすすまない電子書籍や音楽ダウンロードの浸透(iTunesなどは国内で浸透する前に、既に世界のトレンドはストリーミングへ移行)。
・オンラインストリーミングでの映画鑑賞(いまだにレンタルDVDショップが混雑しているのを見るとびっくり)。
・米ではどこのスーパーでも当たり前にある無人レジ(最近ようやく大手スーパーで見かけるように)。
・LinkedIn等、SNSを利用した転職活動

などなど。

こういった便利で新しい技術が浸透しない原因はいったいなんだろう??と良く考えます。
もちろん、既得権を持っている企業・団体の抵抗や、がんじがらめの法規制がそのひとつだとは思いますが、それ以上に大きいのが、

1)新しい技術が全ての年齢層、社会層に対してフェアでなければいけない、という(必要以上の)配慮
2)新しいものを取り込むのに比較的慎重(保守的)な日本人の国民性

じゃないかという仮説をたてています。

1)全世代・全社会層への配慮については、そもそもアメリカのうようにDiverse(多様)で格差の大きい社会では、そういう発想が少ないように感じます。新しい技術は一定の社会層やいわゆるアーリーアダプターによって取り込まれ、もしそれが便利であれば、どんどん一般僧に拡散・普及してく、、、という流れ。

日本では今後ますます高齢化が進むので、新しい技術の取り入れが難しくなっていくでしょうね(年を重ねるほど変化を嫌うのはどの人種でも一緒)。

2)の国民性(?)については、自分も謎な部分が多いです。よく言えば新しいものの見極めに非常に慎重、悪く言えば変化を嫌う国民性というとことでしょうか?

全般的に、とりあえず試して駄目だったら他のオプションを選ぶというマインドが日本人には少々足りない気がします。
個人レベルでも社会レベルでもアメリカが強いのはココ。まずはチャレンジ、そして駄目なら改良する(=いわゆる“走りながら考える”)、あるいは他のアプローチを取り入れる。そうやって社会全体がどんどん前に進んでいきます。

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以上、あくまでも個人的な意見と仮説なのですがどうでしょうかね?もし違うご意見や考えがあれば教えてもらえると嬉しいです。

そういう私も既に40歳を超え、なかなか新しいことを覚えるのがおっくうな年になってきています。日本の伝統が持つ文化的、社会的に良い部分は確実に継承しつつ、新しいテクノロジーに関してはめんどうくさがらずに、(まずは個人レベルで)貪欲に取り込んでいきたいと思います。

未来の社会はキモチでまわる: IT が変える、僕らの繋がり、キモチ、自由意志〜時代を生き抜くための 28 のヒント未来の社会はキモチでまわる: IT が変える、僕らの繋がり、キモチ、自由意志〜時代を生き抜くための 28 のヒント
(2014/10/22)
松井博

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2015年のふるさと納税戦略を考える

ふるさと納税をはじめとする、寄付金控除制度についてはこれまでも何回かブログで書いてきました。

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2014年度のふるさと納税に関する参考過去エントリーはこちら(↓)
「社会貢献をして節税する」
「社会貢献をして節税する 続編」
「社会貢献をして節税する 2014最終編」
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最近では情報番組やワイドショーで特集されるくらい、ブームになっているようですね。まぁTVが無いので全く実感がないのですが(→「TVは持たない」)。
投資関係の雑誌でも、NISAとともに特集をよく見かけます。

さて、既に報道されているように2015年からこの「寄付金控除制度」が大きく変わります。大きな変更点は、

1)住民税の特例控除額が約2倍に拡大
2)寄付先が5自治体以内ならば、確定申告が不要(別途書類の提出が必要)


の2つです。
詳細は「ふるさと納税ポータルサイト」等で最新情報を確認して下さい。

制度が変更されたということで、これに合わせて2015年の寄付金控除制度の利用戦略(大げさですが)を考えてみます。

まず、
1)住民税の特例控除額が約2倍に拡大
ですが、私も2014年の源泉徴収票から、寄付金控除上限(正確には、2000円を除いた寄付金が全て控除される上限額)を計算してみました。結果はなんと、

10,4500円

となりました。給与収入や各種控除金額が変わっているので単純比較はできませんが、昨年比(43,400円)本当に2倍以上です。これだけ多いと、ふるさと納税だけで控除枠を使いきるのはちょっと難しそうですね。

次に、
2)寄付先が5自治体以内ならば、確定申告が不要
ですが、まず注意しないといけないのは、この制度が適用されるのは4/1以降の寄付からとのこと。私は今年既に何件か寄付を実施しているので、今年はこの制度は使えません。

ま、そもそも控除上限が10万円以上ということで、寄付先を5件以内で絞るのはかなり難しそう。
加えて、どのみち確定申告はする予定なので、あんまり気にしてません(→「会社員も確定申告をする 2015年編」)。

上記をかんがみて、今年の寄付金控除(ふるさと納税)制度の利用戦略は、

①災害被災者・難民支援団体(NGO)への寄付:18,000円(1,500円x12ヶ月)※1
②残った控除枠をふるさと納税として寄付:86,500円
※1.控除を受けるには特定非営利団体として登録されていることが条件となりますので、ご自身にて確認下さい。

となりそうです。各自治体への寄付はだいたい1万円~が主流ですから、8自治体以上に寄付出来ることになります。
寄付をする自治体の選定は、これまでどおり、贈答品(主にお米)・なるべく地方・若年層支援の3条件で決めたいと思います。

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まぁこの制度、いろいろ批判もあるようですが、個人的には、

・都会から地方への財源移動
・会社員(サラリーマン)の納税意識の向上
・地方自治体のマーケット感覚創出のインセンティブ

の3点において、とても意義のある制度だと思います。

あと個人的には、ふるさと納税だけでなく、本来の、幅広い団体への寄付金を助成する制度として、広がっていけばいいなと思います。
ふるさと納税をきっかけに、これからもより便利に、そして利用する人と選択肢が広がっていくことを期待します。

ふるさと納税超入門 2015 税制改正版 (別冊宝島 2325)ふるさと納税超入門 2015 税制改正版 (別冊宝島 2325)
(2015/03/23)
不明

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Positive Demotionを選択する

4月になり新潟もやっと暖かくなり、桜のつぼみもちらほら開きだしました。
今月から新しい職場や学校で新生活をスタートしたいう人もきっと多いでしょうね。

さて、自分もそのうちの一人で、4月から元いた部門に配置換えになりました。

1年前のエントリー(→「変化を前向きに受け入れる」)に書いたとおり、1年間、新しい役割を自分の中にとりこもうともがき続けましたが、やはり自分にはフィットしませんでした。

客観的にみて、おそらく周りの評価は「可もなく不可もなく」だったと思います。
ただ、それでは次に繋がらないし、何よりせっかく10年以上かけて積み上げた自分のコアスキルが全く生かせない(むしろ劣化してしまう)ため、最低限の責務を果たした上で、早めに決断しました。

また勤めている会社は、外資系とはいえ日本国内の企業なので、年齢から考えてもし出世を望むなら、マネージメントの仕事をつづけるべきだったと思います。そういった意味で、今回の異動は、

『Positive Demotion(積極的な降格)』
※レバレッジシリーズで有名な本田直之氏の造語です。

を選択したと考えてます。いろんな方の本を読むと、40~50歳くらいがそういう節目でしょうかね。
少々早めですが、40代前半での決断となりました。

ちなみに、自分のコアとなるスキルとは、過去エントリーで書いたように(→「スキルは掛け算で積み上げる」)、
「エンジニアリング+英語(文化的な多様性の知識を含む)」
なので、Promotion(昇進)をPut away(投げ捨てた)した今、今後は自分のコアスキルにStick(こだわって)して、今後の仕事に向き合っていきたいと思います。

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ところで、4月1日にトラックバックに流れてきたちきりん氏の過去ブログ(「4月から新社会人になる皆さんへ」)に、自分のコア(強み)を見つけるのに3~5年、て書いてあったけどそんなに早く見つかるもんなのかな~?

製造業だからなのか、自分の場合は5年ではとても無理でしたね。
「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか」の小暮太一氏さんが言うように、自分のコアは少なくても10年くらいをかけて積み上げるものだと思います。まぁ職種にもよるのでしょうけど。

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最後にひとつ。

この1年間、向いてない仕事に正面から向き合ったわけですが、変化を選択したこと自体は今でも間違いではなかった、と考えてます。

何より自分のコアとなる部分が再認識できましたし、会社員を続けるならきっと避けては通れない、人やお金のマネジメントについて、多少なり自分のスタイルが確立出来ました。

そして過去を遡れば、1年くらいの短い仕事でも、すごく得るものが大きかった(=後々役に立った)仕事もありましたし、そういった意味でこの1年も、貴重な経験として自分の中で消化(あるいは昇華)していきたいと思います。

という訳で、春なのでひさびさのお仕事エントリーでした。
4月からあたらしい環境でスタートする皆さんも体調に気をつけて頑張ってくださいね。

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)
(2012/04/26)
木暮 太一

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