2016年07月の記事 (1/1)

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たまには銀行口座も断捨離する

引越しや様々な投資法を繰り返すうちに、いつの間にか銀行口座やクレジットカード・キャッシュカードが山ほど増えてしまった、なんてことありませんか?

もちろん、アクティブ(普段使用している)な口座ならなんら問題ないのですが、全く使ってない口座は凍結や悪用のリスクがありますので、さっさと閉めてしまった方が賢明です。

とくに海外銀行口座の場合、たった数ヶ月間でもお金の動き(預金や引出し、支払い等)がないとすぐに凍結されてしまうので、外国に口座を持っている人は、特に口座管理に慎重になるべきです。

私も最近、所有口座をひととおり見直した結果、国内で1件(三菱東京UFJ銀行、以下MUFJ)、海外で1件(米国citibank)、それぞれ口座を閉鎖しました。

MUFJは、東京に住んでいた時に生活用口座として開設したのですが、地方に転勤になってからは(当時)利用できるATMも少なく、以降全く利用していませんでした。
今ならコンビニで自由にお金の出し入れが出来るので、都市銀行も選択肢の一つかもしれませんが、どうせ窓口サービスが不要ならネット銀行で十分です。昔のように、都市銀行口座を1つは持っていた方が良い時代は完全に終わりましたね(借入れ等を除く)。

一方のcitibank、米国在住時代にBank of America(バンカメ)とともに使っていたサブ口座なのですが、自身はグローバルカンパニーの割に、アメリカ国外の利用者にとってなんとも使いにくく(住所変更やキャッシュカード更新のトラブルで何回電話したことか。。。)、よって今回思い切ってクローズすることにしました。

私は米国の証券会社(インタラクティブブローカーズ証券)でETF投資をしているので(関連過去エントリー→「外国人向けの金融サービスは突然終わることがある」)、実はアメリカの銀行口座はなるべく残しておきたいのですが、まぁバンカメのオンラインバンクが思いのほか海外在住者にフレンドリーなので(オンラインで大抵の手続きが可能)、1行あればいいだろう、という結論に達しました。

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ところで、米国citibank口座の閉鎖(アカウントのクローズ)方法ですが、ネットでいろいろ調べた結果、以下の方法が一番簡単と思われます。

1.銀行口座間のTransfer(ACHやWire Transfer)で、口座残高をゼロにする(※)。
※送金側(citibank)からの指示にはDailyやMonthlyの上限があるので、可能なら入金側の金融機関から送金指示をした方が良いです。
2.その状態でオンラインバンクにログインし、チャットサービスで口座閉鎖を依頼する。

今回、この方法で口座クローズを申し込んだところ、外国にいながら、思いのほか簡単にクローズ出来ましたよ。お勧めです。
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さて、資産運用を始めるにあたって、いろんな投資法を試す(失敗を重ねる)のは経験として重要ですが、ある程度自分の投資法が固まったら(関連過去エントリー→「金融機関ごとに全世界ポートフォリオを組む」)、あるいはリタイアした後には、金融機関の数は少ないほど良いでしょう(もちろんペイオフに備え、資金保護の対象範囲内で)。

そうすることでリタイア後の資金管理も容易ですし、なにより不意の病気や事故で死んでしまった場合、残された人にとって、資産があちこちに分散されていたら迷惑この上ないです。海外の場合は資金回収出来ないケースも多いでしょう。
(関連過去エントリー→「資産のエンディングノートを作る」

そんな訳で、毎年とは言いませんが、3年に1度くらい、使っていない銀行口座、クレジットカード等は棚卸し・断捨離することをお勧めします、というエントリーでした。

↓エントリーとは直接関係ないですが、橘玲氏の新作文庫、少々難解ですが「日本人」の流れを組んだ興味深い本です。
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自由とは複数の選択肢を持つこと

キンドルストアのセールで、久々に橘玲氏の「知的幸福の技術」(旧題「雨の降る日曜は幸福について考えよう」の文庫版)を読みました。



前にも書きましたが、日本の外に住んでいても、こうやって昔読んだ素晴らしい本を気軽に読める、テクノロジーの進化に感謝ですね(過去エントリー→「今更ながらキンドルのありがたみを知る」)。

この本、初版が2004年なので10年以上前に書かれた本ですが、(著者自身が言うように)細かい情報・状況の更新は必要だったものの、主張する本質については驚くほど変わっておらず、2016年現在でも非常に的を得たものになっています。

私自身、本著を初め、橘氏の著書には非常に影響を受けているのですが、彼の多くの主張のなかから一番心に響くエセンスを挙げるとすれば、以下の部分です。

(引用開始)
「旧来の価値観が解体し、急速に変わりつつある世界の中で、自分と家族の人生にとって最適なポジションを確保すること。複数の選択肢から自分の人生を選ぶ自由を手放さないこと。私が言いたいのは、要するにこれだけだ。」
(引用おわり)

そうなんです。自分の行動様式として、

・家を持たないと決めたことも、(→過去エントリー「モバイルな住居環境を選ぶ」
・自分のコアスキルに拘って、Demotionを選択したことも、(→過去エントリー「Positive Demotionを選択する」
・そして外国語を勉強することも、(→過去エントリー「ハイブリッド(多言語)学習を実践する」

すべては「複数の選択肢を得る為」なんですよね。
そして、「複数の選択肢を持つこと=自由(に限りなく近い状態)」になることです。

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余談ですが、住居の選択、要するに「持ち家か賃貸か」という永遠の命題についても、著者の以下の主張が最もしっくりきます。

(引用開始)
「不動産市場が効率的であれば、持ち家と賃貸に優劣はない。明らかに持ち家が得ならば、賃貸を選ぶ人はいなくなるはずだ。(中略)このようなことが起こらないのは、不動産市場に「見えざる手」が働いて、損も得もないように不動産価格と賃料をバランスさせているからだ。」
(引用おわり)

そう、資産として考えた場合、持ち家と賃貸、どちらが得ということはないのですよね。
あとは個人の嗜好として、自分の城を手に入れたいと思うか(持ち家派)、自由を手放すリスクをとりたくないと考えるか(賃貸派)、それだけの違いです。
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改めて、こうやって自分のライフスタイルに大きな影響を与える本に、若いときに出会っておくのは非常に大切ですね。
まぁ、本当は哲学とか歴史学とかに傾倒すれば、もっと立派な人間になれたのでしょうけど。。。

そうはいってもまだまだ雇われの身ですし、ファイナンシャル的にも全然自由でないですから、今後も理想(=財務的にも行動様式的にも自由であること)に少しでも近づくよう、毎日を意識して生きていきたいです。
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