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青銅(ブロンズ)の羽根を拾い集めてみる

このブログでも度々言及していますが、橘玲(たちばなあきら)さんの書籍にはとても影響を受けています。

中でも10数年前に、橘さんの代表作「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を読んだときにはかなりの衝撃を受けました。
そのショックといったら、中学生の頃に「ホーキング宇宙を語る」を読んで、“なんと、時間は相対的だったのか!!”と知ったときと同じくらいの衝撃でした(笑)。

まだ読んでない方は、2015年改訂版が出ていますのでこちらをどうぞ(↓)。



橘さんの凄いところは、最も得意とする金融や経済のみならず、社会や民族、政治や宗教等、非常に幅広い分野について、文献と自らの体験による実学をベースに、ユニークな主張やモデルを組み立てることが出来る点だと思います。

またtwitterをフォローする限り、今現在も、えっ、そんな所にまでにいくの?というくらい世界のあちこちに出没し、世界の、そして日本の「不都合かつ知られざる真実」に言及するそのバイタリティに、本当に尊敬します。

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話を戻します。
橘さんの代表作「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」で薦める、経済的に合理的な生き方とは、大雑把にまとめると、

・住宅ローン(=レバレッジを掛けた不動産への1点集中投資)を避け、
・脱サラし事業を始めるか、あるいはマイクロ法人化して税・社会保障の優遇制度を最大限利用し、
・余剰資金は低コストで市場平均に連動するインデックスファンドやETF(多くのアクティブファンドはこれに勝てない)で世界分散投資をする。

といったところです。書籍が発売された2002年には、とてもラディカルな主張だったかもしれませんが、あれから13年経ち、いずれの指南も少しは社会に浸透してきたかな、と感じます(それでも少数派だとは思いますが)。

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さて、私自身もそうですが、いくら「経済的に合理的な生き方」が判っていても、個々の事情でそういう選択がとれないケースが多々あります。
しかし、誰もが“黄金の羽根”を拾うことは難しくても、日々の生活の中で“青銅(ブロンズ)の羽根”と呼べるくらいの経済的メリットは拾うことが出来ると思います。

過去エントリーの焼きまわしになりますが、私が考える、日本社会に落ちている、普通の会社員が拾える“青銅の羽根”を挙げてみます。

1)個人型確定拠出年金制度
・拠出金額が全額所得税控除となることで、年間△55,200円の節税となります(会社員の場合)。
関連する過去エントリーはこちら(↓)
「NISAの前に確定拠出年金を利用する」

2)遺族厚生年金と高額医療保障制度
遺族厚生年金と高額医療保険を活用することで、民間保険を減額、あるいは脱退することが出来ます。私が最後に入っていた生命保険料は月額2,740円だったので、年間△32,880円です。普通の人はもっと多いでしょうね。     
関連する過去エントリーはこちら(↓)
「生命保険を卒業します(2016年)」

3)ふるさと納税(寄付金控除)制度
・2015年から制度が拡充され、私のケースで年間10,4500円までの寄付が税控除されることに。
自己負担2,000円を除き(=10,2500円)、自治体から提供される贈答品の価値を50%と見積もると、年間△51,250円の節約が可能です。
関連する過去エントリーはこちら(↓)
「2015年のふるさと納税戦略を考える」

4)携帯の格安SIM
・大手キャリアから格安SIMに契約変更することで、通信費が大幅に圧縮されます。
現在のプランは携帯2台+光回線で7,320円ですが、これを大手通信キャリアで契約すると約18,000円ですから、年間で△128,160円の節約となります。
関連する過去エントリーはこちら(↓)
「通信費を削減する(2015年最終編:auを解約しIIJみおフォンにMNP)」

上記を全て合算すると、年額で△267,490円にもなります(※金額は個々人の前提条件で大きく変わります)。

いずれも、ほんの少しの手間さえかければ、普通の会社員が簡単に拾える“青銅の羽根”です。更に、もう少しマインドセットを変えることが出来れば(例えば、自家用車を手放す等)、年額50~100万円の経済的メリットを手に入れるのはさほど難しくない印象です。

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そしてここからが大事なのですが、冒頭の橘さんが推奨するように、資産形成で一番重要なのは「自分という人的資本に投資すること」です。
ブロンズの羽根を拾って集めたお金は、思いっきり自分に投資しましょう(20代、30代の若いうちは得に)。

そうして高めた人的資本こそが、今度は将来の収入を増やす糧となりますし、運悪くそうならなくとも、人生を豊かにしてくれることに間違いはありません(最近こればっかだな。。。苦笑)。

ちょっと前に流行ったピケティも、
「r(資本収益率)>g(経済成長率)」
と言っていますしね。

年齢給やボーナスが上がるのをじっと待つよりも、資本(ここでは自己資本+金融資本)を高めることが、資産形成の為の原理・原則であるのは、どうやら自明のことのようです。


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