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金融機関ごとに全世界ポートフォリオを組む

『超簡単お金の運用術』など、インデックス投資に関する著書多数の山崎元氏も、ポートフォリオは各金融機関(銀行や証券会社)に保有する資産全体で考えることが重要と説いています。

当然売買コストや追加購入時の煩雑さを考慮すると、複数の投資口座を持つ場合、全体で最小数の商品を保有した方が売買コストは安くなるので、至極当たり前の考え方です。

が、私個人に関しては、上のセオリーに反してそれぞれの金融機関・投資手段で、全世界株式のポートフォリオを組んでいます。
全世界ポートフォリオを組む理由についてはこちらを参照(→過去エントリー「国際投資の判断にはクレジティビリティが必要」)。

※ちなみに債券投資はしておりません。現金(預貯金)と、投資商品としての株式(主にETF投資信託)が100%です。
債券については一度国債購入を検討したのですが、結局は定期預金に落ち着いています(→過去エントリー「生活防衛資金を円定期預金で確保する」)。

さて具体的には、以下の3つの金融機関で、全世界ポートフォリオを組み、各口座内でポートフォリオを完結させるようにしています。また比率については米国40%、(米国を除く)先進国35%、新興国25%を目指しています。

(A)メイン投資口座のインタラクティブブローカーズ(以下IB)→3種類のETF(SPY・EFA・VWO)
(B)琉球銀行の確定拠出年金口座→3種類の投資信託(野村DC国内・外国・新興国株式インデックスファンド)
(C)楽天証券のNISA口座→1種類のETF(VT)

売買コスト等を犠牲にしても、このようにしている理由は主に2つ。

1.単純にA→B→Cと投資媒体を増やしていった為、やむを得ず。

もともと米E*TRADE証券で、ETFを使って全世界ポートフォリオを組むことから、本格的にインデックス投資をスタートさせました(この口座は今年、E*TRADE証券の日本人向けサービス撤退に伴い、IB口座へ証券移管(→「外国人向けの金融サービスは突然終わることがある」)。
その後、税制面で優遇制度のある個人型確定拠出年金(B)が始まり、そして最近はNISA制度(C)がスタートしました。つまり、それぞれ別々のタイミングで、新たに資金を投入しなければならなかった訳です。

新しい口座であえて投資商品を絞り、IB口座(A)内のポートフォリオをリバランスするのはいかにも面倒なので、それぞれで全世界投資できる金融商品を選びました。意外とこういう人は多いのではないでしょうか?

2.それぞれの金融機関での売却タイミングが明らかに異なる(と予想される)。

IB(A)で所有しているETFは、サービスが続く限りいつまでも持っていることが出来そうですが、確定拠出年金(B)は拠出が60歳まで、またNISA口座(C)は非課税期間が基本5年、ロールオーバーを含めても最長10年ですから、いかにも売却タイミングはバラバラと予想されます。

これが保有口座全体でポートフォリオを構成してしまうと、例えばNISA口座(C)の非課税期間が終わり、特定のETFを売却した場合、IB(A)または確定拠出年金(B)を使って、株式比率をリバランスさせなければなりません(または新たな口座で同類の新規商品を購入するなど)。
それぞれでポートフォリオが完結していれば、現金と株式の比率は変わっても、基本他金融機関の“株式”ポートフォリオには影響を与えません。

そして、意図せずに現金化された資産は、既存口座での購入資金に廻してドルコスト平均法でゆっくり追加投資していけばいいですし、例えば確定拠出年金口座(B)で売却するケースは、その名のとおり年金として現金が必要なタイミングなので、そのまま生活資金に廻していけばいいでしょう。

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ここ最近、個人型確定拠出年金制度やNISA制度など、税制面での優遇措置がある制度が拡充されてきたことは非常に喜ばしいことですが、新しい制度を利用し始める度に、既存口座をリバランスしなければならないのはなんとも非効率です。
また制度によって預託期間がまちまちなので、長い投資期間中には数回、あるいは10回以上の売却タイミングがあると予想され、これまた既存口座のポートフォリオに影響が出ます。

加えて、銀行・証券会社の倒産や、投資信託の償還といった不測の事態もきっとあるでしょう。
こういった場合は素直に現金化して、ゆっくりと他の投資機会・タイミングを伺った方が吉。そういった場合にそなえて、各口座でポートフォリオを完結し、『現金か、あるいはあらかじめ固定された全世界ポートフォリオの株式か』という構図が非常にラクチンなのです、あくまでめんどくさがりやの私の場合ですが。。。

もちろん冒頭に書いたように、この方法は1つの金融機関で複数の商品を買わなければならないので(全ての金融機関でVTが購入できれば簡単なのでしょうけど)、売買手数料的にはあきらかに不利です。

が、私の場合、そういった手数料の違いよりも、新規口座契約や不測の事態が起こる度にリバランスを行わなければならないという煩雑さから開放されることの方がメリットがあるように感じているだけのことです。
※きちんと手数料差を計算したことはありません。ごめんなさい。

もちろん専門家や投資に詳しい方から見たら明らかにおかしい、という指摘があるかもしれません。
もし同じような考え方をしている方、あるいはこの件について考えたことがある方はアドバイス頂ければ非常に嬉しいです。

※尚、投資についてはくれぐれも自己責任でお願いします。


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