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HSBC・銀聯カードを使いこなす

最近、旅行や出張で外国の空港に降り立った時にまず最初にすることは、HSBCのATMを探すことです。

HSBCはHongkong and Shanghai Banking Corporationの略で、ロンドンに本拠地を置く(香港に移すという噂もあり)世界最大の銀行・金融ネットワークの1つです。日本でも数年前にHSBCプレミアサービスを始めたのですが、知名度の少なさもあってか、あまり顧客は集まらなかったようで、残念ながらあっという間に撤退してしまいました。

そんなこともあり、日本でHSBCと言えば(租税回避地でもある)香港HSBCが、富裕層の資金逃避先としてクローズアップされるのみで、余り良いイメージは無いかもしれません。しかし実際のところは、アジアでは最も使い勝手の良い、ばりばりのメガローカルバンクといったところです。

私も数年前にHSBC香港で口座を開設して以来、特にアジア各国に出かけた時に、とても便利に使わせてもらってます。そこで今回は、HSBC口座(とそのATMカード)を持つメリットとデメリットをいくつか挙げてみます。

<メリット>

1.アジア各国での使い勝手の良さ

アジアの主要都市の空港のほとんどで、HSBCのATMを見つけることが出来ます。よってHSBCのカードさえ持っていれば、空港の両替レートよりもかなり有利なレートで現地通貨を引き出すことが出来ます。
特にシンガポールなどは街のあちこちにHSBCのATMが設置されているので、いつでも現金を下ろすことが出来て超便利です。

更に最近、中国銀聯カード(Union Pay)と提携した為、ますます便利になりました。アジア内でもまだHSBCが進出していない国もありますが、そんな国でもUnion Payが使えるATMならいたるところで見つけられます。実際、最近カンボジアで、Union PayマークのあるATMで現地通貨を引き出しましたが、手数料はHSBCと同じ20HKD(2013年9月現在で約250円)でした。

2.日本でも利用可能に(イオンATM)

銀聯は何と最近、イオン銀行のATMでも使えるようになり、日本国内でもHSBCから手軽に現金が引き出せるようになりました。まぁ、日本のほとんどの銀行は平日ATM手数料が無料なので、わざわざ手数料を払って現金を引き出すメリットはないとは思いますが。でも口座の残高照会やアクティベイトも出来るようですし(未確認)、緊急避難的に使うことも出来るので、イオンATMで使えるようになったことは大歓迎です。

3.海外投資口座として利用

私は積極的に利用していませんが、もちろんHSBCの投資口座を開設して中国株や投資信託に投資することが出来ます。尚、香港は租税回避地ではありますが、国内に住んでいる場合、配当やキャピタルゲインは課税対象になりますので、確定申告等が必要になります。くれぐれもご注意を。

4.いざというときのリスク分散として

現時点ではかなりの妄想かも知れませんが、国の借金がGDPの200%というのは、リアルに恐ろしい数字であることは認識したいです。このまま日本の財政再建が立ち進まず、万が一財政破綻が起きるようならば、ハイパーインフレや銀行の口座凍結という事態も十分考えられます。国内銀行の外貨預金はある意味、円暴落のリスクヘッジにはなりますが、口座が凍結されてしまえば、どうしようもありません。
最近ではキプロスの例もありますし、「創造力の欠如」というものがいかに恐ろしいことかということは私たちは東日本大震災で学んだばかりです。


<デメリット>

デメリットは何と言っても、英語でのコミュニケーションの必要性です。日本語での口座開設をサポートする業者も多いようですが、その後のメンテナンス、トラブル発生時の対応を考えると、英語でコミュニケーションが取れることは口座維持の必須条件です。
実際、業者サポートで口座を開設したものの、その後の利用やメンテナンスが滞り、口座が凍結されてしまった例がやまほどあるようです。

香港に限らず、海外口座の場合、資金の動きが無いとすぐに口座が凍結されることは良く覚えておきたいところです。自分の場合、ある意味英語力維持のプレッシャーにもなるので、あえて国外銀行を積極的に利用している側面もあったりします。

また、何かトラブルが起きた場合は、香港くらいならすぐに行って解決すれば良い、と気軽に考えています。逆にそのくらいに考えられなければ、海外口座の開設は辞めた方が良いと思います。

以上、まとめると、決してハードルは低くないHSBC口座・カードの利用ですが、使い慣れれば非常に便利で、多くのメリットを享受することが出来ます。
言わずもがな、今後も身の回りでグローバル化・ボーダーレス化がますます進んでいくでしょう。それほど多くのお金を預けてなくとも、海外でのローカルメインバンクとして利用するメリットは十分にあると思います。

注)くれぐれもHSBCの口座開設、利用は自己責任でお願いします。

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