FC2ブログ

世界配信を意識したコンテンツ作りが始まっている

セミリタイヤ中につきたっぷり時間があるので(週休4日)、相変わらずNetflix(ネットフリックス)でアニメ&ドラマ三昧です。

(関連過去エントリー↓)
「米国トレンド遷移の速さと投資のクレジビリティ」
「45歳でアーリーリタイア(セミリタイア)しました」
「セミリタイアなら週3日のパート労働が最強かもしれない」

最近のお気に入りは、アニメ「キャロル&チューズデー(Carol&Tuesday)」、近未来の火星を舞台にした少女2人組の音楽ドラマです。
ストーリー自体はよくある近未来設定ものなのですが、劇中の音楽がすごく本格的!しかも好みの曲が多いので、すごく引き込まれて見て(聴いて)しまいます(トレイラーはこちら↓)。



この作品、制作は日本のアニメ会社(ボンズ制作、渡辺信一郎監督)なのですが、ちょっと気づいた点が1つありました。それは、Netflix配信を前提に、『最初から、世界配信を意識した設定やストーリーになっている』ということ(注:原作は確認できてません)。

例えば、
・主人公(キャロル&チューズデー)の人種設定
・劇中の音楽部分は全て英語(音楽制作もカナダ人音楽プロデューサーのMocky
・劇中のTV番組設定も全世界フォーマットのコピー(マーズ・ブライテスト=ブリテンズ・ゴッドタレント、Allen=Ellenの部屋)
・街の設定はほぼニューヨーク、音楽イベントは実在のもの(SXSW)をそのまま流用
などなど。

ちなみにクレジットを見る限り、このアニメは5ヵ国語以上で配信されてるはずです。配信されている国の数で言えばかなりの数に上るでしょうね。

きっと今後はこういう(世界配信を意識した)アニメの作り方が増えていくのでしょう。いや、おそらくこれまでもあったとは思うのですが、劇中音楽まで全て英語設定になっているのは余り記憶にないです。。。時代ですねぇ。

もちろんコテコテの日本的設定アニメも、独特なエスニックな雰囲気が引き続き人気ですし(最近では『鬼滅(きめつ)の刃』が友達のフランス人に大ウケ)、今後はおそらく2極化(①最初から世界配信を意識したものと、②日本独自の世界観を突き詰めたもの)が進んでいくのでしょう。

政府のクールジャパン機構も吉本なんかに投資しないで、Netflixに投資して日本アニメのマルチ言語化対応を後押しするのが手っ取り早いじゃないかと思います。過去の作品も含め、すでにコンテンツはそこに沢山あるのですから。。。。

-----

そう言えばまだフルタイムのエンジニアとして働いていた頃、同僚のドイツ人に『何で日本のアニメ、漫画はそんなにレベルが高いんだ?(=羨ましいぞの意)』というようなことを、ビールを飲みながらしつこく絡まれた(笑)のを思い出しました。

その時は確か、初期の有名作家達の偶然の出会いとか、それっぽいことを答えたような気がしますが、後からよく考えれば、『それが脈々と培ってきた日本の文化だから』というのが一番しっくりきます。

仕事をしていた期間は、ずいぶんと長い間、漫画やアニメから離れていたのですが、最近また見始めて思うのはその媒体の多さ・裾野の広さです。
特に、大人が漫画を読むのが大きいですね。外国の大人はあまり漫画を読まないですからね(漫画、アニメ=子供のメディアジャンルのイメージ)。マーケットがあれば当然そこに競争が生まれ、(大人が見ても遜色の無い)レベルの高い作品を生み出します。

もちろん、日本以外のアジアでも今後レベルの高い漫画、アニメは出てくるでしょうけど、しばらくはこのジャンル、日本の優位性は失われないのでは?と思います。文化を変える(変わる)のはなかなか大変ですから。。。

-----

そんな訳で、せっかくのセミリタイアで得た人生の貴重な空き時間、しばらくはハイクオリティな日本の漫画とアニメを堪能したいと思います。

(おわり)

関連記事
スポンサーサイト



コメント


管理者のみに表示

トラックバック