2週続けて投資関連エントリーが続きます(なんか投資ブログっぽい!笑)。
来年度から始まる新NISA、皆さんはもう購入する投資信託や株式(成長投資枠のみ)を決めましたか?
(過去エントリー↓)
「2024年開始の新NISAに対する個人方針を考える」
私は、楽天投信投資顧問の楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT)に決めました。
えっ今更楽天VT?という声が聞こえてきそうですが、幾つか理由があります。
-----(新NISAで買うファンドを今更楽天VTにした理由)-----
1.勝者のいないコスト競争に悩みたくない。
新NISA開始に合わせて、顧客の囲い込みを狙ったコスト(信託報酬率)競争が過熱しています。特に売れ筋になるであろう、全世界インデックスと全米インデックスファンドで競争が激しいです。
(参考リンク↓)
「三菱UFJ国際投信、「eMAXIS Slim」シリーズ4銘柄(オルカン含む)の信託報酬率を業界最低水準に引き下げると発表」 ~梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)~より
この状況は今後もしばらくは続くでしょうから、コストだけで投資商品を選ぶと、それよりも低コストの商品が出た時に心を乱されることになります。
そもそも現在のインデックスファンドを取り巻くコスト競争は行き過ぎだと思います。信託報酬率0.05775%って、顧客の囲い込みだけが目的で、ほとんど儲けが無いのでは?
それならば、ある程度投信販売会社も稼げる商品に投資した方が健全です。言わば『三方良し(※)』の精神ですね。個人的に、信託報酬率は0.2%以下であればインデックスファンドとしてもう十分です。
※三方良し:『売り手によし、買い手によし、世間によし』を是とする近江商人による経営理念。
2.投資対象は極力幅広く、ポートフォリオは極力シンプルに。
そもそも全世界インデックスファンドに投資するのは、「明日は今日よりもきっと良くなる」という人類の継続的な経済成長を信じるからです。
ならば、投資対象は極力多い方が理念に合致します(=儲かるとは限らない)。その意味で、MSCIよりはFTSE、eMAXISスリム全世界よりは(楽天)VTなのです。
加えて、好きな言葉の1つに『Simplify』があります。特定口座やNISAにiDeCo等、ただでさえ口座の種類が多くてややこしい。。。せめて投資するファンドを全部楽天VTに統一できれば非常にすっきりします。
3.値動きが判りやすい。
楽天VT自体、米バンガード社のETF、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)をひたすら購入する投資信託なので(※)、基本本国のVT値動きと、為替さえ見ておけば比較的動きは判りやすいです。
※現在はコスト低減の為、VT以外にも経費の安いVTI+VXUSも購入。しかしファンドの中身はVTのそれと同じ(らしい)。
一方で、同じ全世界株式に投資するeMAXISスリム全世界株式やそのETF版のMAXIS全世界株式(2559)ですが、どうにも値動きが分かりづらく、イマイチ信頼がおけません(あくまで個人の感想です)。
------
以上 新NISAでの投資するファンドを今さら楽天VTにした理由をまとめてみました。
一般論として、インデックスファンドを購入するなら、その時点で運用コストが最安の商品を選ぶのが理にかないます(指数に連動するので商品のリターンを決める主要因は運用コスト)。
今回、それを優先しないということはどういうことか?
正直に言えば、運用コストや運用成績の僅かな違いは気にならなくなりました。そういった枝葉に関心を持ち続けることが出来なくなったのです。
それよりは運用で増やしたお金をどう使うか、残りの人生をどう過ごすか、といったことの方がよっぽど大事なライフステージに入っています。
平たく言えば、年を取ったということですね(笑)。
(過去エントリー↓)
「おっさんが昔の趣味を再開するには本当に良い時代」
「『税金の使い道は自分で決める』という文化は浸透するか」
「アーリーリタイア後のお金の使い方を考える」
ま、そうは言っても新NISA開始までまだ数か月あるので、万が一心変わりして違う商品を買ったとしても、どうかご容赦ください(笑)。
(おわり)
来年度から始まる新NISA、皆さんはもう購入する投資信託や株式(成長投資枠のみ)を決めましたか?
(過去エントリー↓)
「2024年開始の新NISAに対する個人方針を考える」
私は、楽天投信投資顧問の楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT)に決めました。
えっ今更楽天VT?という声が聞こえてきそうですが、幾つか理由があります。
-----(新NISAで買うファンドを今更楽天VTにした理由)-----
1.勝者のいないコスト競争に悩みたくない。
新NISA開始に合わせて、顧客の囲い込みを狙ったコスト(信託報酬率)競争が過熱しています。特に売れ筋になるであろう、全世界インデックスと全米インデックスファンドで競争が激しいです。
(参考リンク↓)
「三菱UFJ国際投信、「eMAXIS Slim」シリーズ4銘柄(オルカン含む)の信託報酬率を業界最低水準に引き下げると発表」 ~梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)~より
この状況は今後もしばらくは続くでしょうから、コストだけで投資商品を選ぶと、それよりも低コストの商品が出た時に心を乱されることになります。
そもそも現在のインデックスファンドを取り巻くコスト競争は行き過ぎだと思います。信託報酬率0.05775%って、顧客の囲い込みだけが目的で、ほとんど儲けが無いのでは?
それならば、ある程度投信販売会社も稼げる商品に投資した方が健全です。言わば『三方良し(※)』の精神ですね。個人的に、信託報酬率は0.2%以下であればインデックスファンドとしてもう十分です。
※三方良し:『売り手によし、買い手によし、世間によし』を是とする近江商人による経営理念。
2.投資対象は極力幅広く、ポートフォリオは極力シンプルに。
そもそも全世界インデックスファンドに投資するのは、「明日は今日よりもきっと良くなる」という人類の継続的な経済成長を信じるからです。
ならば、投資対象は極力多い方が理念に合致します(=儲かるとは限らない)。その意味で、MSCIよりはFTSE、eMAXISスリム全世界よりは(楽天)VTなのです。
加えて、好きな言葉の1つに『Simplify』があります。特定口座やNISAにiDeCo等、ただでさえ口座の種類が多くてややこしい。。。せめて投資するファンドを全部楽天VTに統一できれば非常にすっきりします。
3.値動きが判りやすい。
楽天VT自体、米バンガード社のETF、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)をひたすら購入する投資信託なので(※)、基本本国のVT値動きと、為替さえ見ておけば比較的動きは判りやすいです。
※現在はコスト低減の為、VT以外にも経費の安いVTI+VXUSも購入。しかしファンドの中身はVTのそれと同じ(らしい)。
一方で、同じ全世界株式に投資するeMAXISスリム全世界株式やそのETF版のMAXIS全世界株式(2559)ですが、どうにも値動きが分かりづらく、イマイチ信頼がおけません(あくまで個人の感想です)。
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以上 新NISAでの投資するファンドを今さら楽天VTにした理由をまとめてみました。
一般論として、インデックスファンドを購入するなら、その時点で運用コストが最安の商品を選ぶのが理にかないます(指数に連動するので商品のリターンを決める主要因は運用コスト)。
今回、それを優先しないということはどういうことか?
正直に言えば、運用コストや運用成績の僅かな違いは気にならなくなりました。そういった枝葉に関心を持ち続けることが出来なくなったのです。
それよりは運用で増やしたお金をどう使うか、残りの人生をどう過ごすか、といったことの方がよっぽど大事なライフステージに入っています。
平たく言えば、年を取ったということですね(笑)。
(過去エントリー↓)
「おっさんが昔の趣味を再開するには本当に良い時代」
「『税金の使い道は自分で決める』という文化は浸透するか」
「アーリーリタイア後のお金の使い方を考える」
ま、そうは言っても新NISA開始までまだ数か月あるので、万が一心変わりして違う商品を買ったとしても、どうかご容赦ください(笑)。
(おわり)
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2023/09/23 (土) [Investiment / 投資]
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