対照的な2つのリゾートを比較する

お盆休みはインドネシアのバリ島に行ってきました。
ブログネタもないので、しばらくは旅ネタが続くと思われますがどうかご容赦を。

インドネシアは現在乾季の為、天気も良く快適なバケーション。
一緒の飛行機だったバリ好きの夫婦からも、「天気も良く蚊が少ない今が一番いい季節」と言われたので、何だか得した気分です。予約したのはほぼ1年前なので、そこまで考えていたかどうかは忘れてしまったのですが(→「旅行の計画は1年前に立てる」)。

さて、バリは古くから開発されてきたリゾートだけあって、ひとくちにバリ島といっても、嗜好とアクティビティによって幾つかのディスティネーション(目的地)に分かれます。

最近の私達の旅行スタイルは1箇所滞在型なので(→「そこに暮らすような旅をする」)、今回も内陸のウブド1箇所でゆったり過ごすつもりでしたが、帰りの飛行機が早朝の為、メインのウブドに3泊し、その後空港に近いビーチリゾートのヌサドゥアに2泊しました。

結果として、すごく対照的な2つの滞在地とホテルで過ごすことが出来たので、今回はその2箇所を比較してみたいと思います。

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まずはウブド(Ubud)。

内地(高地)でもあり、リゾート地としてはまだまだ開発中のウブド。その分、ホテルを一旦外に出れば、ローカルな人々の生活もまだまだ垣間見ることが出来ます。
ホテルもビーチ沿いにあるような大型のリゾートホテルは無く、どちらかというと隠れ家的な小規模ホテル(但し外国人向けの高級ヴィラ)が多いです。

宿泊者も(私達を含めお盆休みに来ている日本人を除き)、時間とお金に余裕がありそうな人達が多く、ほとんどが2人組(+小さい子供1人)、そしてヨーロッパ・北米・オーストラリアからの宿泊者が多かったです。

ちなに今回泊まったのは、ウブドで人気のコマネカグループのホテルで、広めのヴィラタイプの客室が約30室ほどと小規模な割りに、その少ないゲストをケアするために多くのスタッフが常駐しています。
グループ全体としてのホスピタリティも素晴らしく(例えば街に出たときは、街中の同じグループホテルでアフタヌーンティーサービスがあったり、暇そうにシャトルを待っていたら、わざわざホテル内を案内してくれたり等)、やや過剰かなとも思えるサービスを受けつつ、気持ちも贅沢に、ゆったりと過ごせました。

ウブドの過ごし方としては、昼間は田園風景に囲まれたホテルのプールでのんびりと本を読んだり、気が向いたらヨガやスパ体験(女性向け)をし、夜はウブドの街に出てローカルや観光客の人混みにまみれ、夕飯と街散策(+好きな人はバリ舞踊鑑賞)でしょうか。

全体的に、旅慣れた人向け、且つのんびりとした時間を贅沢に過ごしたい人向けのリゾートです。

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一方のヌサドゥア(Nusa dua)。

こちらは政府主導で開発した「ザ・リゾート」で、ビーチ沿いに何十件もの大型高級リゾートホテルが立ち並びます。
ローカル社会からはリゾート入り口のゲートでしっかり隔離され、お客さんもどちらかというとファミリーやグループが多かったです。客層は欧米人に加え、韓国人も多く、そして明らかに増えてきているのが中国からのお客さんでした。

ここでの典型的な過ごし方は、昼はプールやビーチ沿いのデッキチェアーに寝転がってアルコールを飲んだり、ウィンドサーフィンや水上バイク等のマリンスポーツを楽しむのが王道です。

朝食はレストランのビュッフェ方式。フルーツジュースや多国籍な料理を存分に楽しめます。
そして夜は、近くのショッピングモールやDFS(デューティフリーショップ)でショッピング、という感じでしょうか。

これはこれで“有り”ですし、2泊だけでしたが、実際私たちもかなり楽しみました。

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どちらのホテルが良いとか悪いとかは無いと思います。ファミリーなら明らかに後者がオススメです。だって、“隠れ家ホテル”じゃ、きっと子供は飽きちゃいますもん。

でも、きっと多くの日本人は、ビーチ沿いの大型リゾートホテルから、ウブドにあるようなホスピタリティや体験重視のホテルに、移ってきていると思います。

そしてその穴を今現在埋めているのが中国人。そしてそして、きっと中国人が日本人と同じ道をたどるころには(格差が大きいと聞いているのでだいぶ時間はかかると思いますが)、その穴はきっと今は途上国の、そしてその時に一番勢いのある国からの観光客が埋めるのでしょう。

そうやって、きっといろんな国が同じループを繰り返し、世界の国々が順番に豊かになって、最終的には貧困国家がなくなれば良いのでしょうけど、そうはきっと上手くいかないでしょうね。
そんなことをぼんやりと考えた、2つの極端なリゾート地・ホテルの滞在でした。

こんな感じで、何事もいろいろ比較することから「思考」は始まります。
ちきりんさんではないですが、今後も比較の視点を忘れずに、いろいろと考えてみたいと思います。

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(2013/08/02)
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