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401kの拠出枠を最大限に利用する

個人型確定拠出年金制度(日本版401k)については、過去のエントリーでもたびたび触れてきましたが(例えばこちら→「NISAの前に確定拠出年金を利用する」)、今週、この制度に関してとても気になるニュースが飛び込んで来ました。

詳細は、ファイナンシャル・ジャーナリストの竹川美奈子さんのブログ記事、
「個人型確定拠出年金に誰でも入れるようになる!?」
を参照して欲しいのですが、一言でまとめると、

「個人型確定拠出年金制度は、現在は自営業者か企業年金制度のない会社員(←私はコレ)に利用が限られるが、今後は誰でも入れるよう、制度の拡充を進める」

というものです。つまり、今後は専業主婦や企業年金のある会社員でも、401kが利用出来るようになる(かもしれない)、ということです。
実現すれば、イマイチ知名度の低いこのお得な制度が、世の中に広く知られるきっかけになりそうなグッドニュースです。

私も(マックス利用させて貰っていて何ですが)現行の制度には2つの不満があります。

1)60歳まで取り崩し出来ない。
2)拠出額上限が会社員の場合、月額23,000円に限られる(自営業は68,000円)。

前者はあくまでも“年金”制度ですから仕方ないとして、後者については、もし夫婦で401k制度を利用出来るようになれば、1月辺りの最大拠出金額は46,000円となり、拠出額上限の不満は一掃されると思います。

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ここでシミュレーションをしてみます。
夫婦2人で1年間に拠出出来る最大金額は、

23,000円(1人当たり月額上限)×夫婦2人×12ヶ月=552,000円

となります。これを例えば40歳~60歳まで、20年間拠出するとすると、元本だけでも合計、

552,000円×20年=11,040,000円

となります。つまり、約1千100万円が非課税で運用(拠出期間中※1)出来ることになります。
※1)給付時は課税されますが、年金控除や退職金控除が受けられるという、非常にお得な制度設計になっています。

この元本を年率5%の金融商品で運用出来たとします。運用益は複利で元本に上乗せされますから、20年間での合計金額は(計算は割愛しますが、Excel等で簡単に計算出来ます)、

19,165,000円

となり、60歳の時点に夫婦で約1,900万円の老後資金の出来上がりです。

もちろん、年率5%の運用というと、それなりにリスクのある金融商品(投資信託など)に投資することになりますから、元本割れのリスクも考慮しなければなりません。

が、長い運用期間(10~20年)を味方につけて、出来るだけ国際分散された投資信託などに投資すれば、不可能な目標でないことは、ある程度歴史が示しています(※2)。
※2)過去がそうだったからといって未来もそうなるという保証はどこにもありません。また給付時のタイミングで、運悪く世界株式が暴落するといったことも全くないわけではないので注意が必要です。

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さて、上のシミュレーションのように、確定拠出年金制度を利用すれば全てが上手くいくとは限りませんが、数ある老後の資産形成法の中で、非常にメリットのある方法の一つであることは間違いないと思います。

更に、運用結果についてはあくまで“不確定”なものですが、この制度を利用する“確実な”メリットとして、
「確定拠出年金は拠出額が所得から全額控除される」
ことが挙げられます。「拠出金は元本保証型の商品(定期貯金等)に投資して、所得控除のメリットだけを享受する」という利用法も、十分アリだと思います。

尚、所得控除については、過去エントリー(→「NISAの前に確定拠出年金を利用する」)で書いていますので参照して下さい。

という訳で、確定拠出年金制度の利用者拡大の動き、今後も大注目していきたいと思います。

↓再度の紹介となりますが、401kについてはブログを引用した竹川美奈子さんの著書が一番オススメです(あおりタイトルを除く)。
金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術
(2013/01/09)
竹川 美奈子

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