言語の裏には文化が見える

ひさびさにThe Voice(米NBCのオーディション番組)シーズン7にはまっています。

こういったアメリカのリアリティショーを見る理由は、ひとつは英語のリスニング維持の為でもあるのですが(→「英語力をMaintain(維持)する」)、どちらかというと単ににアメリカンカルチャーや洋楽が好きだからかもしれません。

まぁ理由はどうあれ、好きなことで英語学習が出来るので一石二鳥です。

ちなみに我が家の今シーズン一押しは、フィラデルフィア出身のMatt McAndrew君で、スローなロックバラードを番組タイトル通りのしびれるヴォイスで聴かせてくれます。

特にバトルラウンドでの「Yellow」は、ColdPlayの楽曲の良さも重なって最高でした。気になった人は聞いてみてください(↓)。



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ところで、こういったリアリティーショーを見るたびに実感するのが、

言語ってホント文化だよな~

という事実です。言語が先か、それとも文化が先かは専門家におまかせしますが、いずれにせよ、言語とカルチャーが密接に関係していることを強く感じます。

中でもこういったリアリティショーで感じるのが、アメリカの誉める文化です。審査員はみなホント誉め上手で、何より誉めるボキャブラリーが豊富で素敵です。例を挙げれば、

Good, Great, Excellent, Amazing, Fantastic, Ingredible, Perfect, Outstanding, Marvelous, などなど。

ほら、簡単に10個以上の語彙が出てきます。 日本語ではこんなにいろんな種類の誉めことばは無いですよね~。
きっと良い部分を延ばすというアメリカの文化が強く反映されているのでしょう。

更に、言語の持つニュアンス自体も日本語との違いが見られて面白いです。

例えば、「Different」や「Unique」といったフレーズ。

米ではDifferent(違う)やUnique(独創的)は、ポジティブにとらえられる誉め言葉です。
反対に、日本の社会で「他の人と違う」「人とは変わっている」と言われれば、きっと全く逆の意味になりますよね。こんなところでも言語と文化の違いが垣間見えて興味深いです。

もちろん逆(日本語の方が語彙が多い)の例も。

誉め言葉と違って、味覚をあらわす語彙は明らかに日本語の方が豊かです。
英語だとTaste goodやDeliciousくらいしか聞かないですが、日本語だと美味しい、まろやか、コクがある、こってり、あっさり、しぶみがある、等々、本当に沢山の味覚に関する語彙があります。

これなんかは、間違いなく日本の豊かで繊細な食文化の裏返しだと思います。

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こんな風に、使われる言語の背後にはその国の文化が色濃く反映されます。

常々、「言語をまなぶこと=その国の文化をまなぶこと」だと考えてます。
皆さんも外国語を勉強するときは、まずはその言語が話されている国の文化や歴史に興味を持つ事からはじめてみてはどうでしょう?

さてさて、冒頭のThe Voiceシーズン7に戻りますが、果たしてお気に入りのMatt McAndrew君がどこまでいけるか(現在Top10)、今週も目が離せません!iTunesでも彼の楽曲を買わなくちゃ(笑)。
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