アーリーリタイア後は複数の収入源を確保する

縁があって4月からアルバイトを始めました。
とはいっても週1回、3時間程度の仕事ですが(笑)。

仕事内容は前職(アプリケーションエンジニア)の経験を生かしたもので、フルタイムの仕事を辞めた後に、ぼんやりとやってみたかった活動でもあります。
収入的には微々たるものですが、ストレスもなく、人生をスローダウンした後のPart Time Jobとしては理想的かもしれません。しばらくは続けることになりそうです。

さて、いろいろなアーリーリタイア・セミリタイアブログでは、リタイア後に複数の(小さな)収入源を持つことが推奨されています。
→例えばよく読ませてもらってるCub氏のブログのこのエントリー:「【複数の収入源を持とう】5つの収入源を持つ海外セミリタイヤのタイでの新しい小商い実践情報」~旅するように暮らす海外生活術 One Bag Living より

皆さん、ある程度資産を積み上げてからセミリタイアしているとは思いますが、資産の取り崩しを防ぐ・あるいはそのスピードを遅らせるという目的で、(自由度を損なわない範囲で)少しばかりの収入源を確保するのは自然な選択です。

そう言えば自分でも↓のように書いていました。
→参考過去エントリー:「45歳でアーリーリタイア(セミリタイア)しました」
『アーリーリタイアやセミリタイアの定義は人それぞれでしょうけど、私の中では、「収入のみを目的とした仕事はせず、好きなこと・ストレスのないことだけを生活の糧として生きていくこと」といったところです。そういう意味では、今後ストレスのない範囲で、お金を稼ぐ活動は多少するかもしれません。

-----

さて、2018年は私のアーリーリタイア初年度ですが、前述のアルバイトとあわせ幾つかの収入源を持てそうなので、以下にリストアップしてみます。


1.配当収入:海外証券口座で運用しているETFからの配当収入

2.利子収入:円およびドル定期預金からの金利収入

3.アルバイト収入:専門知識を生かした週1回、3時間程度の労働収入

4.オークション収入:不用品や過去に集めたコレクションを断捨離して得る収入

5.特許収入:前職で取得した特許(所有権は会社)からの分配金収入

6.(おまけ)失業給付:2018年に限定されますが、求職中は最大5ヶ月分支給されます(もちろんパート求職でもOK)。


結構ありますね(驚)。失業給付を除いて各収入額は微々たるものですが、チリも積もれば何とやらです。
著名リタイアブロガーKotaro氏のブログにも、リタイアしても収入はゼロにならないという記事がありましたが、まさにその通り。
→参考ブログ:「退職しても無収入でいることのほうが難しい」~SOUTAi 40 より

これくらいあれば、毎月の基本生活費(住居費・光熱費・食費・通信費など)はぼぼカバー出来そうです。もちろん、節約生活が前提となっていることは言うまでもありません。

また、社会保障費や税金関係(前年度収入によるため特に大きな出費)、車検費用などのまとまった出費は、退職金や資産の取り崩しで支払うことになると思います。
これらも出来ればキャピタルゲイン(の含み益)でカバーしたいところですが、まぁマーケットに過剰な期待は持たないようにしておきます。
そもそもほとんど仕事をしてないので、資産が全く減らないようにするというのは、虫が良すぎるでしょう。

皆さんもアーリーリタイア、セミリタイアをする前に、出来るだけ多くの(小さな)収入源を確保しておくことをお勧めします。
たとえそれぞれの収入が1、2万円程度でも、リタイア後は経済的・そして心理的に大きな心の支えになりますよ。



外国語のコミュニケーションはメラビアンの法則を意識する

コミュニケーションにおけるメラビアンの法則というのを知っていますか?
以下、Wikipediaより引用します。

------
この研究は好意・反感などの態度や感情のコミュニケーションについてを扱う実験である。感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。この割合から「7-38-55のルール」とも言われる。「言語情報=Verbal」「聴覚情報=Vocal」「視覚情報=Visual」の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれている。
------

この法則から、意図的な情報や感情を伝えるには、メールなどの言語情報(7%)<電話などの聴覚情報(38%)<面会による態度などの視覚情報(55%)の順で効果が高いということです。
簡単に言えば、ものごとや感情を正確に伝えるには、メールより電話、電話よりも会って話すのが良い、ということですね。岩瀬大輔氏の「入社1年目の教科書」にも確か同じような記述があったと思います(↓)。



(注)最近は堀江貴文氏などのように「電話は人の時間を奪うもの」と考える人も増えつつあるので、情報の伝えやすさとは別に、受け手の特性も考慮する必要があるでしょう(↓)。




更に、外国語でのコミュニケーションともなれば母語よりも語彙や表現力が限られるので、なおさら視覚情報というのは重要になってきます。
英語での会話や交渉となると、特に相手がネイティブの場合、Face-to-Face(対面)での会話を極力避けたくなりがちですが、アメリカ勤務時代にこの原理原則を知ってから、思い切って直接行って話すのが一番手っ取り早いということが判りました(特に手続きもの。仕事に関しては電話など段階を踏むのが良いでしょう。)

もう1つ加えるなら、特にアメリカの場合は1回目でダメなら時間と場所を変えて再チャレンジしてみるというのも重要なTipsです(担当者の能力差と裁量権が大きい為。例えば銀行の手続きなら、ある支店で断られても、支店を変えるとあっさりOKなんてケースもよくあります)。

----

最近の私の事例を紹介します。

HSBC香港の銀行口座で使用するセキュリティデバイスのバッテリーが切れたので、新しいデバイスを入手すべく、チャットサービスや電話で問い合わせをしたのですが、担当部署をたらい回されたり、指示どおりにリクエストレターを送ったのに音沙汰が無いなど、何度も空振りに終わっていました。この時点で気分はかなりもんもんとしています。
(ここまで、言語情報と聴覚情報のみによるコミュニケーション)

そこで「まぁ最近香港にも行ってないしな~」と思い、ちょうどLCCの格安チケットのセールを見つけたので、観光を兼ねて直接香港HSBC店舗を訪れ、セキュリティデバイスの交換を依頼したところ、15分位であっけなく完了しました(ついでに懸念していたパスポート情報の更新も出来たので万事OK)。
久々の香港旅行も食べ物が美味しく、街も刺激的で本当に行って良かったです。気持ちも晴れ晴れとなりました!
(視覚情報によるコミニュケーションを加えたことで、問題が解決)

もうちょっとリモート(遠隔)での手続きが簡単になれば良いのですが、まぁ銀行なので本人確認に慎重になるのもわかります。コミュニケーションの限界(メールや電話だと正確に伝わらない)もきっとあったでしょう。
が、この辺は現地に行ってしまえば、自分が何を欲しているかは明快ですし、本人確認もパスポート等の照合で簡単に出来ますから、(聴覚・視覚情報をフルに使えば)意図するコミュニケーションが可能というメラビアンの法則に沿った事例でした。

※ちなみに過去記事にも、「何かトラブルが起きた場合は、香港くらいならすぐに行って解決すれば良い、と気軽に考えています。」と書いていました(↓)。
(過去エントリー:「HSBC・銀聯カードを使いこなす」)。

-----

実は、こういった“ちょっとしたコミュニケーションのコツ(原理原則)”を知っているか知らないかで、会社生活や、特に外国での生活や外国人との交渉は驚くほど快適になったりします。

他にも、英語圏での生活にはこんなコツもあります(↓)。
(過去エントリー:「鳴かないブレーキにオイルは注されない」

こういったコツは、無論時間をかければ誰もがゆくゆくは学習することではあるのですが、わざわざ苦労することもないでしょうし、特に4月から新しい環境でスタートする人も多いと思うので記事にしてみました。

少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。

(おわり)

サテライト投資もインデックスファンドを活用する

(特に投資初心者の方)コアサテライト戦略という言葉を知っていますか?

以下、野村證券のサイトから引用します。
-----
コアサテライト戦略]
保有する資産をコア(中核)部分とサテライト(衛星)部分に分けて考え運用すること。コア部分は長期かつ安定的に運用し、サテライト部分はコア部分よりも高いリターンを求めて積極的に運用する。コア部分とサテライト部分をバランスよく保有することで、資産全体としてのリスクやコストを抑えつつ、市場平均よりも大きいリターンの確保を目指す。
-----

また少し前の米国個別株に関するエントリーで、『一般投資家はインデックス投資をメイン(=コア)に据えて、ちょっと投資を“楽しむ”ためにサテライト投資でアメリカ個別株に小額投資するのが無難ではないか』とも書きました。
(参照過去エントリー→「私がアメリカ個別株投資に消極的な理由」

私自身、ポートフォリオは全世界株式投資をメイン(=コア)としていますが(参照過去エントリー→「金融機関ごとに全世界ポートフォリオを組む」)、実はサテライト投資にあたる投資商品を1つだけ持っています。
それがトラッカー・ファンド・オブ・ホンコン(ティッカー:2800.HK)です。

もちろん2800.HKも香港ハンセン市場をベンチマークとするインデックスファンド(ETF)なのですが、

香港市場という、世界市場全体から見れば比較的ピンポイントの市場(主に中国・香港)に投資するファンドである。
・組み込み銘柄数も48と割と少ない。
・購入した経緯からして(せっかく香港HSBCに口座を開設したので何かしら投資商品を買ってみたかったw)趣味的要素が強い。
(参照過去エントリー→「HSBC・銀聯カードを使いこなす」
・コアの世界分散投資(時価総額比率でポートフォリオを構成)の外枠で運用しており、ポートフォリオ全体に占める割合も10%程度と少ない。

といった観点から、私の中の位置づけとしてはまさにサテライト投資なのです。

-----

ところでこの2800.HK、間近1年のリターンが36.8%とVTのリターン19.4%を大きく上回っており、実にサテライト投資らしい短期での高パフォーマンスを見せてくれてます。

なんでかな~と思って少し調べてみたら、株価上昇に大きく寄与しているのはWeChatPay(中国でのスマホバーコード決済)のシェアが急拡大中のテンセント社であることが判りました。

-----
余談ですが、このまえ香港旅行のホテルでひさびさBloomburgチャンネルを見ていたのですが、中国企業の話題はほぼテンセントとアリババの2社に集約されてましたね。アメリカ企業で言えばアップルとアルファベット(グーグル)みたいなもんでしょう。
-----

ちなみに私、テンセントが香港市場に上場しているのも知りませんでした(汗)。アメリカ個別株のエントリーでも書きましたが、個別企業の成長なんて自分では全く予想出来ません!テンセントのような急成長企業がたまたま所有するファンド(2800.HK)に含まれていただけのことです。幸運に感謝ですね。

そして今回の経験から、サテライト投資もやはり個別株でなくインデックスのようなバスケットで廻すのが良いのでは?と考えています。
例えばインドやシンガポールなどの新興国インデックス、あるいはコモディティのインデックス等。。。あくまで中心(コア)は世界分散投資に軸足をおきつつ、サテライトとしてピンポイント市場のインデックスに賭ければ、投資の楽しみも享受しつつ忘れた頃に思いがけないリターンが。。。妄想ですが(笑)。

もちろんこれは勝ち残りバイアスがかかったエントリー(“たまたま”2800.HKが好調だったので記事にしている)で、将来のリターンを約束するものではありません。
しかし、私を含め個別株を見極めることが出来ない一般投資家がサテライト投資をするなら、個別株よりインデックス的商品にBetする(賭ける)方が“割”が良いのではないでしょうか。 How do you think?

まぁあくまで個人的な考えなので、みなさまもサテライト投資のコツやお勧めの方法があれば教えてもらえると嬉しいです。

というわけで、今回はサテライト投資もインデックスファンドで、というエントリーでした。
注)投資はくれぐれも自己責任でお願いします。

(おわり)

↓最近は不動産投資がメインのようですが内藤氏の初心者向け資産運用本はお勧めです。

ブログパーツ