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自由(フリー)になると隠れコスト(プレミアムコスト)から逃れることができる

退職してから約2ヶ月、実際には(有給消化で出社しなくなってから)4ヶ月程度が経ちますが、思っていた以上に生活コストがかからないことに驚いています。

よくよく考えれば当たり前の話なのですが、『時間や場所の制限から自由(フリー)になると、余分な生活コストを払わずにすむ』というのが予想以上に大きいです。

この余分なコスト、隠れたコスト(Hidden Cost)とかプレミアムコスト(Premium Cost)と呼ぶことにします。
以下、このプレミアムコストについて考えてみます。

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1.住居のプレミアムコスト

最も大きいところでは住居のプレミアムコストで、これは以前のエントリーでも言及しました。
(関連過去エントリー↓)
「世界で一番快適でコスパが良いのは(たぶん)日本の南の地方都市」
地方への移住は極端な例だとしても、例えば都内でも通勤する必要がないなら(=場所のフリー化)、駅から離れた場所に住み替えるだけで月数万円の圧縮になると思います。つまり会社で働く(通勤する)ことを前提にすると、その為に余計なコスト、すなわちプレミアムコストを毎月払っているわけです。


2.移動のプレミアムコスト

思った以上に節約に寄与しそうなのが移動や旅行のプレミアムコストです。
外で働かなくなることで、最近めっきり外出が減りました。ガソリンがぜんぜん減りません(笑)。
会社員時代、通勤費(ガソリン代)は会社が補完してくれましたが、オイル代等の整備費用はもちろん出してくれません。また付き合いによる外出も少なくなかったです。仕事を辞めてから走行距離がめっきり減ったので、車の維持費・メンテナンス費用は今後大きく減りそうです。その気になればカーシェアリングも視野に入りそう。。。
(関連過去エントリー↓)
「車を持たないと圧倒的に生活コストが安い」
「クルマ支出を最小限にする」

また多くの日本人にとって旅行は土日と国民の休日に集中するので、休みの制限がなくなる(=時間のフリー化)だけで想像以上に移動コストが削減されます。
私がセミリタイアしたとき、もうこれまでのように頻繁に海外には行けないだろうな~という思いがありました。
ところがLCCの拡がりもあって、さすがに欧州やアメリカ本土は無理ですが、アジア近郊ならば閑散期の特別セールで格安で旅行に行けそうです。

例えば。。。最近香港と台湾旅行のエアーチケットをそれぞれとったのですが、いずれもLCCの特別セールを利用して、
・香港往復(HongKong Express):12,890円
・台湾往復(バニラエア):5,620円
でした。いずれも税込み・空港使用料込みです。これって安くないですか??たぶん繁忙期の1/3以下ですよ。

また夏ごろには関東への帰省を考えているのですが、これもきっとLCCの福岡→成田便(ピーチまたはジェットスター)を使うことで往復1万円以下で購入出来そうです。これなら新潟から新幹線で東京に行くよりも安い!


3.その他プレミアムコスト

移動コスト以外にも、平日と休日との受給ギャップを利用すれば(=時間のフリー化)多くのサービスで割引、つまりプレミアムコストの削減ができます。
例えばレストランのランチサービスもその1つ。そもそもランチサービス自体、ディナーへの集客を狙ったものですが(最近はそうでもないかな)、ランチサービスを頻繁に利用することで、外食もセミリタイア前からあんまり減ってません。

ランチ以外にも、探せば平日限定サービスというのは結構あるんですよね。上手につかえば生活の満足度を落とすことなく節約が可能です。

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一般に会社勤めを辞めると、今までの月あたり平均支出が100だとして、単純に資産が毎月100ずつ減って行くと思いがちです。ところが現実には、フルタイムで働いていることで余計なプレミアムコストを払っているので、おそらく実際の支出は70~80程度に収まるとみています(もちろんそうなるように工夫や努力も必要です)。

更に言えば、税金・社会保障費関係は当然“フロー”に乗っかって来ますから、セミリタイアして“ストック”中心の生活を始めると2年目からは大きく税金・社会保障費も減ってきます(注:1年目は“前年度収入による”ものが多いので殆ど減りません)。

今後アーリーリタイアやセミリタイアを目標とする方には、こういったプレミアムコスト・隠れコストの存在をあらかじめよく吟味しておくと、目標達成が早くなると思いますよ~。
※もちろん余裕を持った資金計画や、節約の習慣化、情報収集リテラシーといった要素は必ず必要になるのでくれぐれもご留意下さい。

私がアメリカ個別株投資に消極的な理由

先日、楽天証券のオンラインセミナーに初めて参加してみました。

タイトルは『2018年最初の米国株セミナー!マクロ・ミクロ両面から投資戦略を考える』で、最近twitterのトラックバックを賑わしている米国在住アナリスト、広瀬隆雄氏による講義でした。twitter上の過激な発言とは異なり、時折笑いながら(しかも笑いのツボが良く判らないw)、ゆったりと冷静に話す広瀬氏の解説はとても面白かったです。

セミナーの内容は、タイミング良く(悪く?)米国株の暴落(という表現には賛否あると思いますが)に重なったので、それに至ったマクロ的な要因の分析が前半、そして後半はミクロ的視点として米国主要銘柄の4Q決算を解説でした。

また最後のチャット質問コーナーでは、参加者より特に個別銘柄の質問が多かったように思います。
結局広瀬さんの回答は、どの銘柄も買いあるいは保持OKだったような気がしますが(笑)、総じて米国株には依然としてポジティブという見解でしたね。予想どおりになるかどうかは別にして、米国在住ならではの脱線話も聞けて(最寄のウェルズファーゴ支店が早速閉店されていて大変な思いをしたとか)は凄く面白かったです。次回があればぜひまた参加したいと思います。

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それにしても、米国株投資が流行している(?)こともあるのか、皆さんアメリカ個別銘柄に投資してるんですねぇ。。。
しかも一般的にイメージしやすいApple(APPL)やAmazon(AMZN)だけじゃなくて、BtoB企業のApplied Materials(AMAT)やNvidia(NVDA)といった銘柄にまで。。。個人的にそれが何よりも驚きでした。

いや、単純に「その企業の製品が好き・応援したい!」とか、ある種楽しみとして小額をサテライト投資するのは判るんですよ。。。でもいろいろな方のブログを眺めるにつけ、アメリカ個別株をメインにポートフォリオを組んだりするのは、どうにも個人的に腑に落ちないのです。。。

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そこで、私がアメリカ個別株投資に消極的な理由を考えてみたのですが、おそらく2つに集約できると思います。

1つ目は、そもそも個別企業の株式(=近い将来の業績)が上がるか下がるかなんて、例え中の人でも判らないと最近実感したためです。

自分は半導体関連の中堅会社に長く勤めていたのですが、辞める直前にかなりの勢いで自社株が上昇する局面に遭遇しました。しかし私、つまり“中の人”から見た視点では、M&Aで組織はぐちゃぐちゃ、有能な人材はどんどん辞めていき、会社の将来について全く悲観的な状況でした。そんな中、市況だけで株価が急上昇するのですから何とも言えない違和感と諦めがあったものです。

つまり、その会社の状況を良く知る“中の人”でさえ将来の企業業績なんて読めないのに、ましてや外から他人様の会社の成長を予想するなんて絶対無理!というのが、その経験からの持論です。

2つ目は、個人的に投資には“Creditibiliy(クレジティビリティ)”が非常に重要と信じているからです。
(参考過去エントリー→「国際投資の判断にはクレジティビリティが必要」

なのでアメリカ株に投資するなら、少なくても米国に住んで(もちろん国際企業が多いですがそれでも米国が主戦場なはず)、それらの企業が生み出すプロダクトがどのように社会に関わり、そしてインパクトを与えているのか、“実感として理解・体感する必要がある”、と思うのです。そこまでしても(BtoC企業ならまだしも)BtoBの企業価値なんて全く想像できなさそうです。

もちろんバランスシートや過去の業績、市況環境(マーケット)から、高確率で有望かつ割安な銘柄を見つけられる投資センスを持つ人には問題ないでしょうが、おそらく一般投資家の大半は(私と同じように)“そう思い込んでいる”だけではないかと。

このような2つの理由により、投資センスの無い私の結論は、一般投資家はインデックス投資をメインに据えて、“ちょっと投資を“楽しむために(Just for a fun)”、サテライト投資でアメリカ個別株に小額投資するのが、無難じゃないかな~と思うわけです。

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もちろん未来のことは誰にも判りません。誰かが選んだ個別銘柄が大化けする可能性も十分にあります(そして紙くず(データくず?)になる可能性も同じくらいある)。
まぁどんな投資戦略をとるにせよ、まずは自分が納得できる投資戦略をとって、予想された程度のリターンが頂ければ十分幸せですよね。

まだまだボラティリティの高い相場が続きそうですが、皆さんも退場しないように何とか踏ん張っていきましょう。

(おわり)

ドルコスト平均法は株価暴落時の精神安定剤

アメリカ2月雇用統計の発表後、インフレ懸念による債券価格上昇に伴って株価が暴落しています。2/2のダウ工業平均で-666ドル、今日2/5の日経平均も一時600円以上下がりました。
まぁ年初以来、世界の株価は一辺倒に上昇していたので、リーマンショック以来の暴落幅(1日あたり)とは言え、現時点では過度の株価上昇を警戒した調整の範囲内でしょう。

ところで、こういった株価暴落時の一番の処方箋・精神安定剤は、やはりドルコスト平均法による積立て投資だと個人的に思います。
ドルコスト平均法(Dollar Cost Averaging)についての詳しい解説はこちら(↓)
参考リンク:「投資初心者必見!ドルコスト平均法って万能なの?」(All Aboutマネー より)

ドルコスト平均法そのものについては、“理論上は全く優位性が無い”というのが一般的な解釈です。むしろ「持続的な経済成長に伴い、世界株価は長期的には上昇していく」という予測(期待)に沿えば、機会損失を避けるべくできるだけ早く一括投資するのが最も有利なはずです。この辺りの詳しい解説はこちら(↓)
参考リンク:「ドルコスト平均法について整理する」(山崎元 トウシル より)

がしかし!人間は全くもって感情的な動物です。株価暴落時にも悠悠と構えてられる(ドルコストで安く株を仕込むことが出来る為)という心理的なメリットだけでも、特に長期で資産形成を目指す一般投資家にとって計り知れません。

という訳で、私は「通常NISA」でなく「つみたてNISA」を選択し、さらに毎月定額投資、つまりドルコスト平均法で世界株式に積み立て投資を行っています。
(→過去エントリー)「「現行NISA」か「つみたてNISA」か、それが問題だ。」

ちなみに「どんな相場の変動にも決して動じないぞ!」という強靭な精神の持ち主には、つみたてNISAでも“理論上最も有利”と言われる年初一括投資をするオプション(テクニック)があります。これについては様々なブログで紹介されているので、参考リンクを貼っておきます(注:NISAを取り扱う金融機関によって設定方法が異なります)。
参照リンク:「【問い合わせ回答】積立NISAで一括投資という裏ワザ」(つみたて次郎の貧乏投資日記 より)

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いずれにせよ、株式は幾多の上昇・下落局面を経て長期的には緩やかに上がっていく、と私は考えているので(※世界分散投資の場合。日本のように局所的な市場では数十年の横ばいや下落も有り得る。)、間近のような株価の上昇・下落に一喜一憂せず、たんたんとしかし確実に投資資産を積み上げていこうと思います。

最後に、ドルコスト平均法の肯定派・否定派それぞれの著作を紹介します。どちらが正しいかはさておき(いずれも正しい、あるいは環境によって異なる、が正解かも)、両著作とも非常にためになる投資本なのでおすすめです。

(おわり)

ドルコスト平均法肯定派の水瀬ケンイチ氏の著作(↓)


ドルコスト平均法否定派の山崎元氏の著作(↓)

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